仮面ライダードライブ 45話 感想


第45話「ロイミュードの最後の夢とはなにか」


あらすじ

悪の敵ボス:
「いよいよ最終回間近だが・・・手順は考えたか?」

部下A:
「まずは秘密基地襲撃。これは交通センター地下にあるようですが」

ボス:
「うむ。(ベタな展開だなオイ!って、突っ込まないのがボスの気配りってものか・・・)」

部下B:
「さらに過去キャラの伏線回収。これは第1話の、主人公の相棒が動くようです」

ボス:
「ほう。(これまたベタだな・・・)」

部下C:
「そして主要キャラ怒涛の退場劇。先週のブレン、今週はチェイス。来週にはメディ子にフラグがでています」

ボス:
「ふむ(さすがにベタ杉では?・・いや、つっこまぬのが今風・叱らない系ボス。ここはグッと我慢だ。)」
「まあいい。ご苦労だった!あとは、我々が倒されれば完璧だな!」

部下A・B・C:
「倒されるのかよ!ズコー!!」

ボス:
「ああ、つっこむんだ?」


主人公、ヒロインに電話

「おまえは戦いには来ないでいい。戦力にもならないし、「なにい!あのロイミュード、武器が効かない!?」とか解説するわけでもないしな。それよりもぶっちゃけ俺、おまえのボディーが大切なんだ・・・だっておまえ、ボディーしかとりえないし・・・そう、おまえは俺の大切なボディーなんだ。」

このときヒロインは決意したという。、(ギリギリピンチのときに、ボロボロの身体をひきずって登場したのち、チェイスとのいちゃラブ小芝居を見せ付けてやるけんね。覚悟しときんさいこのエロ上司・・)、と。


かんそう

冒頭のトリプルライダー登場、決めポーズからいきさつの説明、妙に納得する脇役、襲い掛からない敵、流れるBGMのキャラソン、ニチアサの王道!って感じがよかった。

チェイス退場?もうちょっと時間を使うかとおもったけど案外あっさり。死ぬときあまり感動をあおると生き返りのとき「あのときの感動はなんだったんだ」ってなるし妥当なせんか。
あとチェイスのテーマ?アルペジオでギターポロロンは、キカイダーへのオマージュなのかな、と、今更ながら思った。

敵ボスのしゃべり方。かぶりものしてて、アニメみたいに表情での演出が一切できないのにもかかわらず、あの憎たらしさが届いてくるセリフまわし。上手いもんだと感心。声優ってスゴイにゃ。

イケメン役者粋としてはゴウ君の演技が一番いい。まあチエイスはしゃべり方とかキャラ設定に縛られている部分もあろうが。

あんな少人数でグローバルフリーズ起こしても意味ないじゃん、と思ってたらマイナンバー制度のお手伝いがしたかったとは。ゴルビー社長はアベ政権のパシリか。
ショボくても、こじつけ、後付けだとしても、終盤でである程度の整合性をすり合わせてくるところに今回の脚本家の気骨が感じられる。ろくな説明もせず投げっぱなしで終わった過去作品の脚本家は大いに見習うべき。キャラとメカがかっこよければそれでいい、ワンシーンワンシーンがかっこよければ話の内容や武器の出所は二の次なんて。バンダイは許しても俺は許さん。ただしヒロインが可愛ければすべて許す。

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