真田丸 第45回 「完封」 感想
第45回 「完封」
○生きてつかあさい
「少しでも力になりたい、なにか手伝いたい」、という妻に、「決して戦場に近寄ってはならない、現場でおにぎりつくったりもダメ」と譲らない主人公。妻ちゃんの性格上「私なんて必要ないのネ」とかこじらせちゃいそうな気もするが、さすがに「妻ちゃんが大切だから、自分は前妻を戦で亡くしてるから」とも言えない主人公のああもどかしさよ。
○ギャップ萎え
淀殿の下で働くことになったヒロイン。なんかどんどん豊臣家の深淵、破滅にはまっていってる気がする。ぜんぜん薄幸なタイプのキャラじゃないのに不幸一直線っていうコントラストがむしろ恐い。個人的にこの娘は生き延びてほしい。
○フーアーユー
テロップ付きで登場した淀殿の侍女・「お寸」。侍女A・B・Cではなく、「お寸」。お寸、おまえは一体?(´A`)ワカラン
○次回作の番宣
「敵方にいる赤い甲冑の隊は井伊直孝のものだ。むこうにもここに至るまでの物語があろう」的なセリフで、次回作の井伊家を今作にムリクリぶっこんできた脚本。そおいう遊び心、嫌いじゃなくってよ。
○はじめての冑
「実はこんな大戦ははじめてだった、めっちゃ緊張した」的なことをこっそり打ち明ける主人公。人間・真田幸村としてそういう描写にしたのではあろう。ではあろうが、個人的には人間ではなく英雄・幸村として、そういうことは誰にも言うことなく自分の中に留め置くキャラにしてほしかった。
覚へ書き
歴史パート:1614・大阪冬の陣・開戦
ドラマパート:(どうせ忘れちゃうから確認しないけどたぶん?史実に沿ってっぽい→)大阪城西側の砦が徳川に攻め込まれ陥落/北側の砦も徳川に攻め込まれ陥落/状況から内部情報が漏れているのでは、と勘ぐる一部の武将/主人公が「ここが不安」とブラフかますとそこが攻められる。やはり内通者がいる模様(織田信長の弟か料理人のどちらかっぽい演出)/福島正則と平野長泰(←豊臣七本槍の1人)が兄幸に「豊臣に兵糧を送ってやってほしい」と助力を要請、主人公のためになんとか手配しようと画策する兄幸/ヒロインが淀どのの下で働くことに/徳川家康、主人公縁故の信濃真田軍と越後上杉軍に真田丸を攻める準備を命じる/戦の陣中見舞いなど、淀殿の見当はずれな行動(淀殿の行動は、じつはかくかくじかじかな理由からくるものだった、みたいなものが次回あるっぽい)/縁者が攻めてくる、との情報を得た主人公、縁者間の戦いを避けるため先に他の隊(前田隊)に仕掛ける。過去、徳川に信濃上田城を攻められたときに徳川軍を主人公が挑発したように、今度は息子幸が敵軍を挑発/まんまと挑発にのった敵、武装した真田丸の迎撃にあい撤退、主人公らが勝ち名乗り/つづく
おまけコーナー
大阪
○茶臼山
徳川家康が本陣を張ったとされる場所
○八劔神社(やつるぎじんじゃ・大阪)
行きたいレベルC。真田丸跡地に行けたら、のんびり散策するのは悪くないけど。
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