真田丸 第14回 感想


第14回 「大阪」

○茶々
なんかヒロインとキャラかぶってる?今後ヒロインと意気投合、ヒロインが主人公とくっつくのを後押しする、みたいに前半はドラマパート専用のキャラか?最終決戦でどんな立ち居地になってるか興味ある。(政権に対する関わり方、主人公に対する接し方)

○歴史に興味ない人には
今回は「なんでいきなり豊臣秀吉がでてくんの?」ってなっちゃったかも?(真田が地方で戦ってる間に中央では豊臣秀吉がのしあがってた)っていうのはまあ常識なんだろうけど、ちびっ子たちには少しわかりづらかったかも。清洲会議とか賤ヶ岳の戦いで秀吉奮闘!みたいなカットが入ってればよかったのかもだけどそうすると真田に割く時間が減るし・・・むずかしいね。(まあ大河見るくらいだからそのくらいは知ってるか)

○「おまえになにがわかる!(失意の自分を励ましてくれる仲間にたいして)」
ドラマではしょっちゅう、現実でもまれに聞く言葉だけど、俺はなにがあってもこういうふうに言えないタイプ。(思いはするけどね)
心配してくれているという好意からの行為に対して、「おまえになにがわかる!」とはとてもじゃないが言えない。(言ってもしょうがないし。)なにより、ほかに声のかけようもないという相手の気持ちもわかるしね。

俺はこういうとき「ありがと、わかった、もう大丈夫。」とか適当に言っとく。(わかってないし大丈夫でもなくても、とにかくほっておいてほしい、自分の努力でどうなるもんでもないし、ましてや他人に助けてもらえることでもない、時間がかかることなので。)


あらすじ

歴史パート:
 1585 11月 石田数正が主君・徳川家康を裏切る、これにより第一次上田合戦終了。(劇中では真田が裏で仕組んだため、とのこと)
 1586 6月 豊臣秀吉の圧力で上杉景勝が秀吉に挨拶するため上洛。

ドラマパート:
 前回の合戦で妻を失いテンションがあがらないなか、上杉景勝の上洛に着き従って大阪へ上洛することになった主人公、主人公のお世話役として行動をともにすることになったヒロイン


かんそう

北条氏政が久々に登場!悪そーなキャラづくり、イイネ!これは役者さんを評価したい。今から死にざまが気になるぜ。(今回はフェードアウトするキャラも多いので)


おべんきょう

れきし
 天正地震 1585・11月(東海東山道地震、飛騨・美濃・近江地震) - M 7.8〜8.1、死者多数。飛騨・越中などで山崩れ多発、日本海・太平洋両岸での大津波記録が複数あり

じんぶつ
 石田三成:(1560-1600)武将・奉行・佐和山城城主・滋賀県
言わずと知れた超有名人。第14回時点で26歳、関ヶ原の戦いで敗れ処刑される(享年40)
 
 加藤清正:(1562-1611)武将・熊本城城主・熊本県
人気武将。第14話時点で24歳、豊臣秀吉に仕えていたが彼の死後石田三成との関係が破綻、徳川家康につく。豊臣が嫌いだったわけではないので関ヶ原の後は豊臣のために尽力する。(享年49・病死)

 茶々(淀殿):1569?-1615 豊臣秀吉の側室、浅井長政と市(織田信長の妹)の娘。
第14話時点で17歳前後。豊臣秀吉の子をもうけたことで絶大な権力を得る。いわゆる「悪い女」のイメージは、のちの徳川政権が自己正当化のために情報操作してつくりあげられたもの、との説もあり。
戦争直後、悲惨な状況でありながらあのテンションなのは裏があるのか単にドラマの都合か・・・

 
おまけコーナー

 豊臣秀吉verと徳川家康verがある。
 現在あるのは昭和6年に再建された(豊臣秀吉ver)
 昔、行ったことがあるようなないような。テッコンキンクリートで萎えたような記憶があるようなないような。
いつか真田丸跡地へ行ったときついでに行ってみよう。



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