真田丸 第13回 「決戦」 感想


第13回「決戦」

○無駄死に界に驚異の新人あらわる!

 おうめさん、これ以上ないってくらいの自爆エンドでしたな。脚本さんは「最後の最後、さらにその後の死」ということで視聴者に一杯くわせたかったのだろうが、その結果があの構成での死ではおうめちゃんも浮かばれまいて・・・合掌。ただ、生死までいかないまでも、人生って「やらんでもいいことをやって自爆、の繰り返し」だっていうのはある。(もちろん脚本家さんはそこを表現したいがためにこの構成にしたのではないだろうが)

かんそう

○本来そこにいないはずの主人公を合戦に出すくらいだからそれなりに盛り上げてくれないと、なんて思ってたんだけど・・・

上田合戦前夜。策はあるものの、人材がなく悶々とするサナパパ。策を与えられず困惑する真田家臣団。そこに満を持して主人公登場!燃えたわあ。

そして駒が揃い、計画の時点で勝利を確信したサナパパが放つセリフ

「勝った!」

グッときた。ナイス脚本。そしてサナパパ、最高やで!

○鶴の翼より少ない

河の向こう岸で陣を構える徳川軍ですが、あのシーンだけ妙に人数が足りなかったような。他のシーンはけっこうな人数のエキストラだったのになんでだ?ロケ地の事情かな?


あらすじ

歴史パート:1585・第1次上田合戦、徳川軍をおびきよせて攻撃、見事勝利。(史実では主人公は参加していないというのが定説)

ドラマパート:主人公の側室1号、「おうめさん」昇天(史実では死んでいないらしい)


おべんきょう

○第一次上田合戦(全2回戦) 1585年(長野県)
 ×徳川vs真田○
 7000vs2000という圧倒的不利をくつがえし真田の守り勝ち


おまけコーナー

砥石城址(長野県)
 もともと真田の城だったが奪われる→真田幸隆(主人公の祖父)、武田信玄の配下になり奪い返す:という経緯がある
 劇中では真田(兄)が布陣、第2次上田合戦では主人公が布陣することになる。

○月窓寺(長野県)
 今回の戦で焼失、後に主人公が再興したと伝わるそうだが、興味ないので行くことはないだろう。(ニワカですがなにか?)


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