西郷どん 第38回 「傷だらけの維新」 感想


第38回 「傷だらけの維新」

◎かんそう

○命を燃やせ

西郷どんの弟、吉次郎どん。西郷どんが都会で著名な政治家たち相手に活躍してたときも離島で愛人とリア充してた時も彼はずっとずっと鹿児島の実家で留守番、親の介護、農作業。

そんな吉次郎どんに「なんでも願いをかなえてあげよう」という魔法使いばりのラッキーチャンス到来。

「遠慮なく言ってみ?クワが欲しいんか?鎌がほしいんか?」家族から無意識に小馬鹿にされる中で彼が望んだものは「戦争に行きたい、鹿児島の戦士として戦場で戦いたい」というものでした。

願いがかなった吉次郎どん。

ワンカットの活躍シーンもなく北国・新潟で戦死。



(´A`)<吉次郎どんの心中やいかに。


(´A`)<俺が吉次郎どんなら、自分の運命に納得して成仏できるな。


(´A`)<もし戦争に行かないで、(あのとき戦争に行っていれば俺の人生は違うものだったかも)なんて後悔しながら農作業で一生を終えるより、自分の選択した道で燃え尽きて死にたい。


(´A`)<まあ本人はそれでよくても妻は一生後悔するだろうから、独り身限定の願望ではあるが。


(´A`)<生きて帰れて、(もう戦争はこりごりだ、残りの人生農作業に捧げよう)ってなればモチロンそれが一番なんだけどな


◎今週の「命かけもす」宣言

今週の命かけもすは吉次郎どん。

(`・ω・´)<「西洋の兵器は強力だ。一瞬で殺されるかもしれんぞ」という西郷の問いに対しての、「死の覚悟はできている」というものでした

(´;ω;`)<ホントに死んじゃったけどな



○その他小並感

・小①:しょっぱなの戦場カット超ショボイ!ひどいもんだ!予算ないのか?

・小②:戊辰戦争もう終わり!?東北行きも北海道行きもナシ?予算ないのか?

・小③:西郷エピソード省略!「東北戦争での温情戦後処理」「上野戦争で大村某と海江田某が揉めて西郷が仲介」なぜ省略?予算ないのか?


(´A`)<しょうもない愛の創作メロドラマ垂れ流すより史実として残されているエピソードや伝承のほうをドラマにしてもらえませんかね。予算ないのか?


◎おまけパート

(´A`)<バックの歌が変わりました。

(´A`)<前のよりかはマシになったがそれでも”歌”は入れないでほしい。ナレーション聞きづらいよ・・

◎おまけパート

(´A`)<バックの歌が変わりました。

(´A`)<前のよりかはマシだが”歌”は入れないでほしい。ナレーション聞きづらい・・

北越戊辰戦争の激戦地。多くの死傷者がでた
○長岡城本丸跡
//この城をめぐり攻防戦が繰り広げられた
○維新の暁鐘
//信濃川を渡り奇襲攻撃を仕掛けた新政府軍にたいし長岡藩士が打ち鳴らした警鐘//今も残っている//

○戊辰戦役記念碑
長岡城落城後、北上する新政府軍に従軍していた西郷の弟・吉次郎は川を挟み撃ち合う中、受けた銃弾の傷がもとで亡くなった

○金谷山官修墓地
官軍の戦死者たちを弔う墓地//薩摩藩の合祀(ごうし)墓には西郷吉次郎の名前がある//

○行きたいレベル・B
戊辰戦争のみならず戦国時代の遺跡としても長岡城はみておきたい。

(´A`)<近いしね、来年いこうかな。


◎覚へ書き---1868年・主人公40歳---

○歴史パート:

/戊辰戦争の局面のひとつ
//鹿児島県・山口県主導の新政府に徳川政府が敗れる→「徳川政府に味方した罰として殿様の首を差し出し謝罪したのちに新政府へ参入する」ことをよしとしない東北各県が連合を組み抵抗→新政府軍、新潟に侵攻→激戦の末、新潟県が陥落→戦線は福島県へ(→会津戦争.1868.)

東京奠都(とうきょうてんと)1868.
/明治維新のときの「江戸」が「東京」と改名、都として制定されたこと

/遷都(せんと)→都を移動すること(この場合京都は都ではなくなる)
/奠都(てんと)→都を新たにつくること
/首都が東京になったというわけではない(日本・首都でググれば東京ってでるけど厳密には違うんだって。)

(´A`)<ぶっちゃけ京都府民を刺激しないための言葉アソビだよね・・

//最初、新たな「都」は大阪が候補地だったが最終的に東京になった。「大阪」はもともと景気がよかったが、東京は徳川が政権を失い景気が悪く野放しにしとくと市民が離散し田舎になる・大阪は小さく道路が狭いが東京は道路が広く旧政府の使っていた施設も空き家になっているので引越し後に金がかからない・などの理由//京都の反発を抑えるため、まずは「江戸を西の京都様とツイになる東の京」と発表する→1868.9.3.「江戸」を「東京」に改称→元号を「明治」に改める→天皇を東京に引越しさせる→1869.政府機関を京都から東京に順次移す

(´A`)<いきなり別れ話するとキレるからだましだまし匂わせていく・っていう人間関係でままあるやり口ダネ

○ドラマパート:
//徳川残党勢力・彰義隊を半日で殲滅(●→上野戦争・○明治新政府vs徳川残党●in1868.東京都))//新政府軍の兵や資金が不足。それらを鹿児島県で手配してもらうため鹿児島へ帰郷、しばし実家へ//西郷の留守中、ずっと家を守っていた弟が「自分も戦争に行きたい」と懇願、西郷、これを許可する//弟、戦場へ//明治政府軍、新潟県の反政府勢力に苦戦。西郷、軍の司令官を命ぜられ新潟県へ//戦争には勝利したものの西郷の弟が戦死(→●北越戦争・○明治政府vs新潟●in1868.新潟県)//明治新政府天皇を京都から東京に移動させ政権運営のイニシチアブを京都から東京に移す(→●東京奠都in1868)//西郷、(維新で多くの犠牲者をだしたことに対する自分なりのけじめとして?)中央政府の職を辞して鹿児島に戻る//西郷、断髪(弟や戦死者の喪にふくするため?世俗を絶つため?でも中央政府から身をひいただけで鹿児島の公務員は辞めてないんだし出家ではないよね?※あと、実際このタイミングで断髪したのか、1871の明治政府のちょんまげ廃止令の時の断髪だったのか興味ある。めんどくさいから今日は調べないけど)//つづく


◎おべんきょう

○じんぶつ(○→メジャー:△→マイナー:×→無名)

(´A`)<新キャラはでてこなかった