西郷どん 第20回 「正助の黒い石」 感想



第20回 「正助の黒い石」

◎かんそう

○しょうすけどん

今回は大久保どんの主役回。この役者さん、顔が小さくて耳が大きくて。小動物系?なんかモンチッチみたいだな、と舐めてかかってたんだけど、演技のほうはキレキレ(キレる・的な意味含む)。

(´A`)<でも、ステキ。

真田丸」の草刈正雄さんや「女城主・直虎」の鶴くんみたいに主役を喰うタイプのキャラ・役者さんっぽい。(渡辺ケン?さんも主役を喰おうと頑張ってたけど結局主役を喰うほどの魅力は出てなかったように感じた。)


○サッと隠した手紙と、黒歴史

大久保どんが隠した手紙が仲間に見つかり、読まれてしまうシーン。その手紙が「西郷を呼び戻したい」という思いの篭った手紙だったため、大久保どんの立場は炎上から一転、爆上げとなったわけですが。

(´A`)<もしあれが手紙じゃなく、大久保どんが書いてた自作のポエムだったら・・・


(`・ω・´)<村田「大久保さあ、こん手紙はなんでごわすか?」

(`・ω・´)<大山「どれどれ?ん?「・・・風さん、キミはどこへ行くの?」

(`・ω・´)<有村兄「なんじゃこいわぁ!」

(`・ω・´)<有村弟「おはん、ポエムなど書いちょる場合か、こんやっせんぼがぁ!」



(´A`)<あのシーンはこんな感じになるのかとちょっとハラハラしました。

(´A`)<俺、書きしたためて、隠してあるポエムがけっこうあるので。



○大きなお世話

「西郷のために頑張ってきたんじゃ!」「すべては西郷を呼び戻すためじゃ!」「西郷のためじゃ!」「西郷のためじゃ!」盛り上がる西郷の親友たちですが。
でもこれ、西郷的には微妙だよね。「イヤ、俺、結婚したし帰りたくないんだけど・・」とはいいにくい空気になっちゃったもんね。

(´A`)<「盛り上がる周囲に反比例して、自分はどん引き。」

(´A`)<こういうことって、あるよね。


○オラ東京さ行くだ

脱藩し国のために尽くそう(そのためには鹿児島県がどうなろうと知らん!)という薩摩藩士たち。「俺では止められない。こんなとき、西郷どんがいてくれたら・・・」
とつぶやく大久保どん。でもみんながあそこまで熱くなっちゃってたら、西郷でも止められないんじゃない?仮に止められるとしたら、どうやって止めるんだろう?

(´A`)<ちょっと想像つかない。


(`・ω・´)<西郷「おはんらの気持ちはようわかった!じゃっどん行かせるわけにはいきもはん!どげんしても、どげんしても行くっちゅうんなら・・・ここにいる大久保どんを殺してから行けばよか!」

(´・ω・`)<大久保「俺かーい!」


(´A`)<とか?


◎今週の「命かけもす」宣言

今週の命かけもすは

(´A`)<ナシよ。


○その他小並感

島津久光公の役者さん、イケメン。TOKIOの長瀬クンに似てる。
・大久保どんの奥さん美人ね。目がクリクリしててカワイイ。有名な女優さんなのか?
・紀行の曲が変わったんだけど、歌が邪魔で解説がききとりづらい。紀行の挿入曲はBGMだけにしてほしい。

と、思いましたまる


◎おまけパート

---東京都.千代田区---

//1859.3.3.井伊直弼が暗殺された場所(→桜田門外の変)//

---東京都.港区---

愛宕神社桜田烈士愛宕山遺跡碑)
//1859.3.3.浪士たちが集結した場所//ここで戦勝祈願し、桜田門へ向かった//

○有村兄弟の墓(青山霊園
//井伊直弼にとどめを差した有村次左衛門は井伊直弼の首をちょん切って持ち帰ろうとしたが警備に斬られ、警備を斬り殺すも深手を負い自決//事件に関与した兄、有村雄介も切腹させられた//

○行きたいレベル・A

江戸城桜田門半蔵門はいつか行ってみたい。(記念に桜田門でバタッと倒れてみたい。)


◎覚へ書き---1859年・主人公31歳---

○歴史パート:

桜田門外の変(1860.3.24.)
国の実質トップが60人の護衛付きで移動中、中央政府の城の前で、地方の侍18人に襲撃され殺されてしまった・という事件。

島津斉興・死去(1859.9.12.)
病死・享年69。(ちなみに息子の斉彬が死んだのが1858.7.16.なので息子が死んで一年ちょいでの死去だった。(ホントに病死?))

○ドラマパート:

//(今回は西郷が奄美大島に入った18回から前回(19回)までの間の鹿児島県内の動き)//大久保利通、大久保家の家督を継ぐ//鹿児島県トップ11代目が死んで(→11代・島津斉彬)、鹿児島県は先代が実質運営(→10代・島津斉興)、中央政府に恭順する政治方針を選択。それに不満を持つ鹿児島県の侍たち(中央政府支配下では西郷は罪人なので離島から呼び戻せない・というのも一因)、テロや脱藩を望むようになる。それを制止する大久保は仲間から裏切り者とののしられる//大久保は侍たちの情報を流すことで鹿児島県トップ(→10代・島津斉興)にとりいり、そのツテでトップの息子(→島津久光)の側近になる(大久保は近いうちに鹿児島県トップは島津久光になるとの考え)//大久保の妻が鹿児島県トップの妻の宴会に招かれトップの妻に気に入られる。トップの妻、大久保の家まで訪問してくる(大久保の妻はよかれと思っていたが大久保としては露骨にトップと懇意にしているとトップに反感を持っている仲間との関係がまずくなる)。妻に怒る大久保だが、妻は「(大久保が状況を話さないので)立ち居振る舞いようがない、できる範囲で話して欲しい」と訴える//鹿児島県トップが病死。大久保の読みどうり島津久光が鹿児島県のトップに(ただし名義としては島津久光の息子が12代目トップ)//1859.中央政府の横暴による東京の圧政(→安政の大獄)を聞きつけいよいよいきり立つ鹿児島の侍たち(→中央に抗議しに行こう)、その状況を憂いた大久保が鹿児島県の新トップ(島津久光)に進言、「トップ自らが侍たちに手紙をかき説得する」という形で騒動を収束させる//件の手紙は大久保の仕込みとバレる(→大久保は右派役人の手先)、責められるも、すべては西郷を離島から呼び戻すための行動とわかり誤解が解ける//西郷のもとに大久保からの手紙(大久保の説得を聞き入れず鹿児島を飛び出した侍・有村某と茨城県の侍達が中央政府の実質トップ・井伊直弼を暗殺した。鹿児島県の侍たちは、「国家の一大事だ、我々も東京に行く」とふたたび息巻いている、大久保は必死に説得するも状況は切迫している)//手紙を読み、動揺する西郷//つづく


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