西郷どん 第１９回 「愛加那」 感想
第１９回 「愛加那」
◎かんそう
○ことなかれ主義
お役人様にひたすら頭を下げ、悪くもないのに謝って、理不尽も受け入れ、悪事は目をつぶってやりすごし、あたらずさわらず生きていこうとする地主・龍佐民さん。（だって逆らったら暴力をふるわれ状況はもっと悪くなり、最悪、殺されちゃうんだからね。）
(´A`)＜これって情けない生き方だね。よーくわかる。俺も同じ生き方だから。
(´A`)＜ＨＥＹ・龍。すりこぎはなあ、働けば働くほど、磨り減っていくんだぜ？そして、俺は、すりこぎさ。
(´A`)＜俺をすりこぎにしちまった奴、そいつは誰だ、誰なんだ！
(´A`)＜ＨＥＹ，龍！Ｗｈａｔ ｙｏｕ'ｒ ｎａｍｅーーーーー！
(´A`)＜なんてな。
○おまえの腰にぶら下がってるソレは飾りか？
暴動を起こし役所に乱入する農民（feat.西郷）ですが。前回でもこんなことあったけど、この時代って「斬り捨て御免」じゃないの？抜刀して１人２人斬っちゃったほうが見せしめ効果としてはバツグンなのにね。
(´A`)＜もちろんドラマパートなんだけど。（ようするに脚本の人に「なんでお役人様は抜刀しないのか」なにかしら理由をつくっといてほしかった・ってことね。）
○据え膳食わぬは
「おお、デューク西郷！抱いて！私を、ああっ、西郷っ！」全裸で迫るヒロインＢ。そんなヒロインＢに触れることなく優しくそっと服をかけてあげる西郷。しかも後ろから。（「優しく・そっと・後ろから・」でっせ！）
(´A`)＜吉之助さん、マジ紳士っす！
そしてまさかのプロポーズ。（この流れ、ひょっとしてバツイチ男の余裕？まあとにかく。）
(´A`)＜パネエ！吉之助さんマジヤバイ、マジ卍っす！
(´A`)＜でも・・・
(´A`)＜第１３回で島津斉彬公のために立てた「不犯の誓い」はどうした？
(´A`)＜島津斉彬が死んだら誓いもチャラってか？いいのかそんなんで？
(´A`)＜紳士ならそこんとこちゃんと説明しないとイカンよ。
(´A`)＜あとサ、奄美大島の女性は結婚すると名前が「文字+加那」に変わるって言ってたケド、おじいさんの奥さんもお兄さんの奥さんの名前も、「文字+加那」じゃないよね？
(´A`)＜俺、なんか勘違いしてる？マジ卍？
◎今週の「命かけもす」宣言
今週の命かけもすは・・
(´A`)＜ナシよ
○その他小並感
(´A`)＜ナシよ
--鹿児島県.大和村（奄美大島）----
○直川智翁甘蔗創苗之地（すなおかわちおうかんしょそうびょうのち）
//1605.鹿児島県.大和村出身の直川智（すなおかわち）という人物が船で台風にあい中国に漂着、そこでサトウキビ栽培・黒糖の製法を学び、（中国ではそれらの技術を外国人に教えることを禁じていたので）秘密裏に奄美大島にサトウキビの苗を持ち込み栽培したといわれる場所//直川智は1611に日本で初めての黒糖製造に成功。その後サトウキビ栽培を群島内に奨励、技術改良に専念。子孫には家業としての伝授を命じ製糖技術の向上と栽培の拡大をすすめた//（※これらを疑問視、実際の導入時期は１６９０年前後ではないかという学説もある）
○開饒神社（ひらとみじんじゃ）
直川智をの偉業を讃え奉った神社//1882（明治15）建立//地元の厚い信仰をあつめている
○ソテツ群生地
奄美大島の住民はソテツの実や幹の毒を抜き粥をつくり食料を確保する生活を強いられていた
○行きたいレベル・Ｃ
名所っていう意味では興味なし。でも離島に行ってのんびり過ごす金銭的時間的余裕のある人生っていうのには憧れる。
◎覚へ書き---1859年・主人公３１歳---
○歴史パート：
1859.西郷隆盛、結婚（７年ぶり２回目）
○ドラマパート：
//前回（１８回）から数ヶ月後。奄美大島の人たちと共に働き、子供に学問を教え、島民の生活の向上に尽力するようになった西郷（しかし地主さんはこれを歓迎しない（→中途半端な施しをしないでほしい、あなたはいつか鹿児島に帰るんだから））//鹿児島県のお役人がみせしめのために地主さんを冤罪で連行、拷問し自白を強要//ヒロインＢと村民が村長を助けるために役所を襲撃、平和裏に解決しようとする西郷だったがお役人の傲慢さに怒り爆発、結局力ずくで村長を救出（怒ったお役人が処罰をしようとするも西郷が鹿児島県の偉い役人だと知り矛を収める）//この一件で西郷にメロメロになったヒロインＢ、西郷に「愛人にしてくれ」と言い寄る//西郷「愛人にはできない、妻になってほしい」と逆にプロポーズ//西郷とヒロインＢ、結婚。//
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