西郷どん 第16回 「斉彬の遺言」 感想
第16回 「斉彬の遺言」
◎かんそう
○まともな知識がないから断言はできないが
安政の大獄がはじまったけど、流れが突然すぎない?「安政の大獄=過激派や反徳川勢力がそこかしこで集会や密会を繰り返して世の中が物騒になってきて、井伊直弼がそれをチカラで抑えようとした」っていうふうに俺は解釈してるんだけど、このドラマにはそういう描写がまったくない。「西郷さんと橋本さんが公家の人と4人でヒー様のファンクラブを運営してるだけ」に見える。
(´A`)<坂本龍馬のドラマなんかだと、だいたい血の気の多い侍たちが「ジョーイだジョーイだ!」みたいな決起集会を宿場とかでやって、お国から「危険分子」と目をつけられて迫害を受ける、っていう流れだったような?そんな印象が強いんだけど。実際は過激派が台等するのは安政の大獄の後なのか?
(´A`)<でも過激派が目立って治安が悪化したから安政の大獄がはじまったんだろうし、やっぱりドラマの演出として保守過激派の描写が足りないように感じる。
○次回の自殺前に、「急に恋に堕ちる」、とかいうのはカンベン。
知り合いから「お坊さんと西郷どんがBL展開になる」みたいな話を聞かされてたんだけど、今んとこBLまではいってないよね。ガセネタだったのかな?
(´A`)<脚本が方針転換したのなら賢明な判断だと思うけど。(史実だっていうならBLもあっていいが、演出としては、イラネ。)
○島津斉彬公のマボロシ
(´A`)<ただ、あの演出は今回だけにしてほしい。(最終回でもNG。回想ならいいけど今回みたいなノリではでてきてほしくない。ファンタジーすぎてシラケる)
○俺は人の顔を覚えるのがとてもニガテなので・・
井伊直弼の部下の人、生きてたのね。前回で西郷に殺された人だと勘違いしてた。
(´A`)<冷静に考えれば井伊直弼の家老がわざわざ忍者みたいなマネしないわな。民放の時代劇じゃあるまいし。
(´A`)<フフ、バカね私ったら。
◎今週の「命かけもす」宣言
○ドラマパート:
//鹿児島からの兵隊を受け入れる準備を整えた西郷のもとに、「鹿児島県のトップ・島津斉彬が死去した」との連絡が入る//トップの死で鹿児島県の兵が京都にこれなくなり、中央政府に圧力をかけられない→西郷らは茨城県(水戸藩)のトップに兵隊を駆り出すよう天皇ルートで要請//しかし茨城県(水戸藩)のトップは中央政府により謹慎処分にされていたので、茨城県の挙兵も不可能//徳川慶喜も蟄居を命じられ東京を出て行く//中央政府、「茨城県に挙兵を命じてくれ、と天皇をけしかけた罪」で右翼の弾圧を開始。右翼の要人・月照を政府から守り鹿児島県に連れて行くことになった西郷も犯罪者として中央政府から追われる立場に(→安政の大獄)//西郷ら京都を脱出//右翼の同胞・橋本某(福井県の武士)が中央政府に捕まる//西郷ら、京都から出られたもののすでに指名手配されていて鹿児島までいけるのか微妙な状況//つづく
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