西郷どん 第8回 「不吉な嫁」 感想


第8回 「不吉な嫁」

◎かんそう

空気嫁ナイ

悲観的で諦めが早い・口下手・空気が読めない。他人からは「おまえは暗い・ひねくれてる」と言われ切り捨てられる。そんな新妻・須賀どんが俺とそっくりでいたたまれない。アスペか?

(´A`)<まあ俺は他人どころか親からも「ひねくれてる」で切捨てられたがな

そんな須賀どんが無茶な東京出張計画で盛り上がる西郷家のノリについていけず、「金がないから私は皆さんの意見には反対です」って言ったとき。西郷家一同、「何こいつ?」みたいな空気にはならず、「そうね、貧乏は、はがゆいね・・」みたいにしみじみしちゃうところがよかった。西郷、一家でいい人たちだ。


(´A`)<それにしてもわずか2回で退場とは驚いた。美人だったのに残念。(結局、俺の須賀どんびいきは顔が好みだったってだけか・・)


○俺氏の家庭の悩みで激おこのおまえ、俺氏を殴る

「金がない・幼い弟妹と祖母を残して東京にはいけない・(妻も反対してる)」という西郷どんに対し、「おまえ正気で言ってるのか?」と自分のことのように激昂する西郷の親友・大久保どん。「なにがなんでも行くべきだろ!おまえの夢はそんなもんだったのか!?」

(´A`)<俺なら言えるだろうか・・

親友のために立て替える金があるわけでもない、親友の祖母や弟妹の食費や世話を親友のかわりにみることもできない(自分だって仕事も家族もある、おまけに貧乏なので。)

それなのに無責任に「家族より夢を追え」なんて、言えんよ。

「そっか。なら仕方ないね。お互い地元でスキルアップして次のチャンスを待とうぜ!」とか言っちゃいそう

(´A`)<「親友のために自分が借金」は恐くてできん。(損得より、返せる自信がそもそもない)

(´A`)<親友のためにカンパ周りはできるけど、(それは「ほどこし」という形で親友のプライドを傷つけないだろうか)とか考えてしまいそう。

(´A`)<っていうか自費出張なの?←これがそもそもどうなのって話だ。ね、斉彬公!


○泣いた!

そんなこんなで思うところはありますが、めっちゃいいドラマだった!
「自分が東京に行けないくやしさそっちのけで西郷の東京行きを全力で応援する大久保どん」・「自分が消えることで西郷の東京行きへのためらいをなくし金も工面する須賀どん」、そして「仲間たちから「助けてやりたい」と思われ慕われ、それらすべての好意を負担に感じることなく受け止め、感謝する西郷どん」。こういう熱い展開、すごい好き!

(´A`)<特別な人がもつカリスマが今回で爆発したって感じ。


○ペリーの「白旗」について調べた
「ペリーは最初の浦賀来航の際に幕府に旗を2本贈っているが、旗の種類及び贈った目的は不明」っていうのが実際のところらしい。
「2本の旗のうちひとつは白旗であり、降伏の際に用いる旗である」と説明されていた」とする文書が残っているがその記録書はあんまりあてにならないものらしい(甲陽軍鑑みたいなカンジ?)


◎おまけパート

---神奈川県.横須賀市---
○ペリー胸像・ペリー上陸記念碑(ペリー公園)・久里浜海岸
1853年、4隻の軍艦、通称「黒船」を率いて現れたペリー提督は、開国を求め久里浜に上陸した//幕府は将軍の病気を理由に返答を拒否。ペリーは一年の猶予を認め久里浜を去った//

---神奈川県.横浜市---
○黒船見物の丘
久里浜から去ったわずか半年後にペリーが再び来航。慌てふためく幕府をよそに庶民の間では黒船見物が流行、「見物禁止令」が出されるほどの賑わいだった//横浜市にある丘に黒船を一目見ようと多くの人が集まったと伝わっている

○横浜港・日米和親条約締結の地・たまくすの木
1854年、幕府は日米和親条約を締結。200年以上続いた鎖国体制に終止符を打つ//横浜港近くの会見場の横に1854年にそびえたっていた大木「たまくすの木」は今も残っている。大木は開国の瞬間を見守った生き証人となった//

○行きたいレベル・A
「ペリー」とかいう子供でも知ってる超メジャーな人物ゆかりの地なのでいつか行きたい。何があるわけでもなさそうなので「たまくすの木」が目的地になるかな。


(´A`)<でも神奈川観光だったら「ペリー」より「北条」だよな・・・


◎覚へ書き---1853→1854年・主人公25→26歳---

○歴史パート:
ペリー来航(1853.神奈川県)
1853年、アメリカ海軍の軍人、マシュー・ペリーが開国を要求する目的で日本に来航した事件。このときペリーはアメリカ大統領からの国書(開国を要求する内容)を幕府に渡すのみだった(交渉などは行われなかった)

○ドラマパート:
//1853.神奈川県に黒船が来航//鹿児島県では有事に備えて防備などのハード面、中央幕府と縁戚になり発言力を増すための政略結婚などのソフト面ともに急ぎ進める//西郷、鹿児島県の大名・島津斉彬の東京行きの同行を任じられる//東京に行くには大金(30両→300万円~400万円くらい?)が必要。西郷、家族のこともありあきらめかける//大久保利通に怒られ殴り合いの喧嘩//西郷、篤姫の福岡行きの警護に任命される→篤姫に「東京であおう」と言われる//西郷の出張費捻出のために内職したりする家族。しかし嫁が実家に帰ってしまう//大久保利通も西郷のために奔走し金を工面//嫁が離縁(口では貧乏が嫌だからといいつつ、本音は自分が足を引っ張ってるから+手切れ金を工面できるからという理由、西郷にもこの思いは届く)//1854.西郷、東京へ//つづく

◎おべんきょう

○じんぶつ(○→メジャー:△→マイナー:×→無名)

ナシ


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