風林火山 第44回 「信玄暗殺」 感想


第44回 「信玄暗殺」 

◎かんそう

○逆恨みじゃんね
寅王丸くんが凶行に及んだそもそもの原因は勘助の策略(武田家から追い出した)なのに、「おのれ寿桂尼ぃぃ!」って、逆恨みも甚だしいな勘助。まあ「今回のことは自分が原因だ。」とかいって自分を責めるより、自分以外の何か、誰かを怨んだほうが楽っていうのはあるのかな。もう最終回近いし、最近よくでてくる「慈愛」っていうものが勘助には欠落しているせいでこういうことになって、これから最終回にかけて「慈愛」のなんたるかを知り自分の中に「慈愛」を見出す、とかならそれもアリだと思うけど、どうだろう。

(´A`)<今回はこんだけ。あんま思うところがなかった。


◎おまけパート


○甲斐 善光寺
愛宕山(あたごやま)の麓にある武田信玄が建立した寺//川中島の戦いの際に武田信玄が長野県の善光寺にある本尊や宝物をこの寺移した{→●善光寺如来像}//さらに僧侶や門前町の商人たちも移住させた

○東光寺
//甲府五山のひとつ(甲府五山→武田信玄が京都と鎌倉の制度にならい定めたもの。いずれも甲府市内に所在。通常の五山制度では1位から5位までの格付けがされるが、甲府五山においては順序、格付け等の明確な規定も資料も残されていない。)//武田信玄はこの寺に諏訪頼重を幽閉・切腹させた(←今回のドラマにでてた僧侶・長笈の父)//諏訪頼重の墓の隣には武田信玄の嫡男・義信の墓もある{●伝・ネネの墓.諏訪頼重の墓 ●武田義信の墓}。武田義信もこの寺に幽閉されその生涯を閉じた

○行きたいレベル・B
寺はあんま興味ない。山梨に行って時間余ったら善光寺は行ってみてもいいかな・程度。


◎覚へ書き---1559年・主人公66か59歳---(出生が1493か1500らしいので)

○歴史パート:
武田信玄の嫡男・義信に子女誕生(ドラマでは1559だけど実際は記録がなく生没不詳)

○ドラマパート:
//{ヘイゾーパート:ヘイゾー、「軍師になりたい」と上杉謙信配下の武将に懇願→武将:「勘助の計略で出家させられた武田と因縁のある僧・長笈を煽って武田信玄を暗殺させろ」という→ヘイゾー、妻の制止を聞かず僧・長笈を煽り山梨県に入る→長笈、武田信玄に謁見し隙をついて刺殺しようとするも武田信玄は長笈の正体を見抜いていたので刺すことができず→武田信玄が長笈を諭すも信玄の息子・義信がかけつけ長笈を罵倒、長笈が義信を刺そうとする→三条夫人の侍女が割ってはいり刺され死亡、長笈は投獄される//ヘイゾーは勘助の仲間たちに発見され勘助の屋敷にいた。が、勘助がもどったときにはもういなかった(ヘイゾーには家族がいるということで勘助の仲間が逃がした)//勘助は仲間から「今回の件は寿桂尼が黒幕」と聞かされおおいに怒る//つづく


◎おべんきょう

○じんぶつ(○→メジャー:△→マイナー:×→無名)

×寅王丸(=長笈・1542-****):僧:福島県・玉の湯温泉(←寅王丸が発見したという伝承がある)
長野県の大名・諏訪某と武田信玄の妹の子//0歳3ヶ月・親の領土に侵攻していた武田軍に親が敗れ父が自害、当人と母は武田信玄のもとでくらす//0歳5ヶ月・武田信玄が長野県に侵攻するための御輿にされる(こいつがこの土地の正統な所有者だからワシが代わりに戦ってやってる・的な)//****僧籍に入る//****.静岡県の今川氏のもとに逃げようとして捕まり殺された説・新潟県に逃亡、上杉謙信に気に入られ幸せに暮らした説・東北に逃げた説がある//だそうで