おんな城主 直虎 第35回 「蘇えりし者たち」 感想


第35回 「蘇えりし者たち」

◎かんそう

○グッドアイデア

「争うなら、蹴鞠でやればいい」という今川氏真公。「アメリカ映画・”西部戦線異常ナシ”」でも「俺たちが命がけで戦争して勝敗を決めるより、戦争したい国の王様がパンツ一枚で殴り合って勝敗を決めてくれ」みたいなセリフがあったなあ。(鎧武のサッカー映画やGガンダムとかいうアニメも代理戦争っていう設定?確か。)

でも、氏真公も言ってた「でも今度は人材の奪い合いになって結局暴力になる」っていうのはもちろんあるし、「代表がサッカーで負けたから君たちの領地は明日から***国のものね」「税率かわるから」「公用語かわるから」なんて言われても国民は納得できないよね・・(で、結局戦争になってとりかえしがつかないほどの戦死者がでてからまた「サッカーで決めよう」とか言い出す。”ノドモト過ぎれば熱さ忘れる”。人間のなんと愚かなことか。)

○クランクアップ?

腫れ物が落ちたように穏やかな表情になった今川氏真公。そういえば泣きそうな顔で怒ってるシーンの印象がすごい強いと今になって気づいた。氏真役の人、すごくいい役者さんだったと思う。(鶴くんよりこういう三下役で印象に残れる役者さんのほうが俺は好きだな。)あとは氏真公の名誉のためにも、「こののち今川家は幕末まで徳川家で大いに重用される名家となるのじゃがそれはまた別のお話」みたいなナレーションがほしかった

○鶴くんのモノマネ

先月父が死にまして。葬式のときに和尚さまが、「残された人たちは故人のために何ができるのか。これは2つあると思います。1つは「忘れないこと、たまに思い出してあげること」、もうひとつは「故人が喜んでくれる、ほめてくれることをすること」ではないでしょうか」みたいなことをおっしゃってて。今回、井伊家の人たちが鶴くんのモノマネをして笑ってるシーンを見てそのことを思いだしました。合掌。

○オカシラ

龍雲丸くん、死ななかったな。先週の予告で完全に死んだと思ってた。(あのカット割りはミスリードだったのね)これは次のイケメン役者が登場するまでは役者さんは安泰か?

○ホーキュー

家臣C・方久。なんでサラッと井伊家(龍譚寺)にいるの?せめて主人公のクツを舐めながら「ゴメンナセーゴメンナセー」ってカットはさんでおかないと死んだ気賀の民1700人と視聴者が納得しないのでは?あと、薬学を学ぶため”だけ”に仏門に入るって・・これはドラマだからいいけど実際はどうなんだろう?

○言いづらいことは言わないテク

龍雲丸「俺を助けてくれたんでスカ?」

和尚「うむ」

龍雲丸「他の皆は?」

和尚「うううううううううううううううん(渋い顔)」

龍雲丸「・・・そうですか。」

この流れ、面倒なこと(皆死んでおった。とか、まだ探しておる。とか)は言わず、気休めも言わず、一方的に相手に察しさせるテクニックとして秀逸!?って思いました(´A`)



○今週のやってみなければわからない

ナシ

(´A`)<もうこの項目いらんガナ


◎おまけパート


掛川城{in霧吹き井戸}
//永禄11年、武田信玄の侵攻により、駿府から落ち延びた今川氏真は、掛川城に身を寄せた//当時の城には天守閣はなく、有事の際の詰め城だった//この城の本丸にある{霧吹き井戸}から出た霧が城を覆い隠し、徳川軍の攻撃から守ったという伝説が残されている//だそうで

○龍尾神社
掛川城の北東に位置する//徳川家康掛川城攻略のために本陣を構えた場所//徳川家康は、掛川城を取り囲むように次々と砦(とりで)を築いた//だそうで

○青田山砦(陣場峠)
掛川城の南に位置する//南北交通の要衝を押える場所だった//だそうで

○行きたいレベルC
掛川城の天主は1994年に復元されたものだそうな。(寄付10おくえんで!)木造で作ったみたいだからいい雰囲気だとはおもうが、ここにいくなら何も無くても井伊谷城跡に行くかな・・(っていうか静岡は見たいものの優先度上位のものがたくさんあってたぶん俺は井伊谷も一生行けないだろう。omg!我ながらなんてひでえ人生だ!)


◎覚へ書き

○歴史パート:
1569.5.8.今川領土に侵攻した徳川家康と今川方の武将・大沢基胤が和睦。大沢基胤は徳川配下に
1569.2.8.今川家臣・朝比奈某の守る掛川城に立てこもった今川氏真徳川家康が和議を結ぶ(北条家が仲介、掛川城主・朝比奈某は城をよく守ったが多勢に無勢だった)。今川氏真の身の無事を徳川家康に認めさせ、朝比奈某、掛川城をあけわたす。今川氏真朝比奈某とともに神奈川県の北条氏(北条氏は今川氏真の嫁さんのパパなので)のもとへ退去。これにより徳川家康遠江静岡県)を掌握

○ドラマパート:
//家臣C・方久から「気賀が徳川に襲撃された」との報をうけ気賀にかけつけた主人公、戦死者の山の中生存者を探す//主人公、盗賊のカシラ・龍雲丸を救助(意識不明の重体)//今川方の武将・大沢基胤が徳川に下る(→あとは今川氏真のみ)//今回の井伊家追放に加担した武将・鈴木某が戦死、息子が「父のしたことは知っている、しかし父のために経をあげてほしい」と懇願、主人公、躊躇するも唱経//その経を聞いて龍雲丸が意識を取り戻す//今回の井伊家追放の張本人の武将・近藤某が大怪我、主人公憎しみを御して手当て//徳川が今川と和睦、徳川家康今川氏真が腹を割って話し領地は徳川のものに、今川は神奈川県の北条家に身をおくことに//家臣C・方久、今後は武器を売らず 薬で商売しようと志し薬学を学ぶため僧に//

◎おべんきょう

○じんぶつ(○→メジャー:△→マイナー:×→無名)

ナシ

.