風林火山 第16回 「運命の出会い」 感想


第16回 「運命の出会い」 

◎かんそう 

○諏訪・二人の姫

諏訪頼重正室武田信玄の妹・禰々殿と、諏訪頼重と側室の娘・由布姫。俺の職場にいるおばちゃんは「由布姫の女優さんが美人で印象に残ってる」って言ってるけど俺的には禰々殿のほうが印象的(っていうか好み(はあと))。だからなんだ?って話だが、人の印象、感じ方っていうのは本当に様々なんだなあとあらためて思いましたまる

○今までぼんぼんっぽくてイマイチだったが

今回の信玄公の気迫、よかった。

便宜上共闘してきた地方の有力者(高遠頼継)に対し、「今後たてついたらぶっ潰す!」的な感じで怒鳴ったり、
同盟関係だった地方の有力者(諏訪頼重)に対し、「裏切ったのはおまえだろうが!!!!」的な感じで怒鳴ったり。
今までで一番毅然としてるように見えた。脚本?それとも役者さんがいいのか?ひきこまれたわあ。


◎おまけパート:長野県諏訪市

○頼重院(らいじゅういん)

諏訪頼重(よりしげ)の首が葬られたとされる//武田信玄に敗れた諏訪頼重の怨念が砕いたといわれる”割石”なる砕けた岩石がある//武田信玄にみつからないよう密かにたてられたともいわれる”頼重供養塔”がある

桑原城

諏訪頼重武田信玄に降伏した場所//ドラマでの話だが、主人公と由布姫(諏訪御料人)がはじめて出会った場所

○行きたいレベルD

そんなに遠くないからいけるっちゃいけるんだけど、行ってもなんもなさそう。



◎覚へ書き

○歴史パート:

1542.武田信玄により諏訪頼重と弟・頼高が自害させられる。

○ドラマパート:

武田の軍門に降った諏訪頼重山梨県へ護送//武田信玄、戦後処理(武田主導による今回の戦争の同盟国(高遠)領主との諏訪地区の領土分配の取り決め)。のちに山梨県に戻る//諏訪頼重武田信玄に謁見「どんな条件も呑むから一緒に敵(高遠)と戦かおう」ともちかける。が、武田信玄これを拒否「あんたは裏切った。高遠はいつか討つ。でもあんたとではなくあんたの息子とだ。あんたの領主は今後あんたの息子のものとし、武田が後見となる。あんたは用なしだ」//諏訪頼重切腹を命じられ、主人公に怨み節。「卑怯じゃなければ生き残れない。俺の息子には生き残ってほしい。でも俺は息子に”卑怯であれ”なんて言うのはまっぴらゴメンだ。だからおまえが俺の代わり に息子にに言っといてほしい。”生き残れ”ってな。”俺みたいに卑怯者に騙されて死ぬな”ってな。」//諏訪頼重、妻に手紙を書き残し自害{武田を怨むな逆らうな。息子を頼む}//諏訪頼重の地元で頼重の自害を知り、娘の由布姫はおおいに怨み憤る//諏訪頼重の地元で抵抗を続ける由布姫をはじめとする反武田勢力の殲滅に向かう主人公。そこでヘイゾウ(山梨出身の農民)を保護//今回の「諏訪頼重討伐」の立役者となった主人公の話題で盛り上がる武田家臣団、主人公の過去(妻を殺された)、今の心境(主君・信玄に対する絶対的忠義)などについておおいに語る//ヘイゾウを保護した主人公、敵陣の中で敵の娘、由布姫を発見。殺す予定だったのだが、「自害するより生き地獄を見たい」という姫に亡き妻 の面影を見つけ殺すことができずとりあえず拘束することに。//拘束されている姫の一行に主人公が、「すぐに逃げてくれ」という//つづく

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