風林火山 第１５回 「諏訪攻め」 感想
第１５回 「諏訪攻め」
◎かんそう
○見えます見えます
「勘助・・そちが悪鬼に見える・・・」という武田信玄。
（前に奥さんから”勘助は災いを呼ぶ悪い奴”って言われて影響されちゃったのか？信玄公の主人公への信頼はそんな程度だった？）
なんて思ったら、「まあ単なる見た目のことだけど」っていうオチがついてほっこりさせられた。
しかし。そのくだりはそこだけかと思いきや、最後に由布姫に同じ言葉を言われるっていう本当のオチがまってて。
由布姫の城で武田軍の進軍の正当性をまくしたて妖計を完成させつつあった主人公が、由布姫に睨み付けられ、「おまえのその姿・・・悪鬼じゃ」みたいに言われる。だけど主人公は信玄公に言われたときの戸惑った表情とは全くちがい、由布姫に「悪鬼」と言われても全然平気で不敵な笑みで言葉を聞き流すのみ。かっこいい、かっこいい脚本だったわあ。
○その由布姫ですが
目、恐ええ！マユとか？メイクのせい？恐ええキャラ用メイク？セリフもトゲトゲしくてすぐ「自害」とか口にするし、とにかく恐ええ！
でも、もう次回見てるからわかってるんけど自害自害言うわりに死なないんだよね。「死ぬ死ぬ詐欺」ってか？なんでこんな口だけキャラに設定したんだろ？「大河ドラマ・武田信玄」の諏訪御料人（由布姫）のときもちょっと筋が通ってなかったけどこっちはさらに酷い・・
○トラスト
計画が狂い動揺する武田家臣団が今回の青写真を描いた主人公を叱責。（どうしてくれんのよ）的気まずい沈黙。そして、信玄が口を開く。「勘助！」
「勘助！いかがすればよい？」
はなから主人公を叱責するつもりなどなく、あくまで主人公を信じる信玄公。こういうの、いいよね。こおういう熱いの、大好物（厨二でゴメン）
そして計画が狂ったおかげでかえって武田は有利な戦果を得ることができるっていうね。史実がどうだったのかはしらんが、脚本、すっごい良い。
○高遠城址
武田信玄が諏訪攻め（1542）の３年後（1545）にこの地を攻め奪った城の址//駿河国（静岡県）や遠江国（静岡県）を攻めるための拠点としてこの城を大改修、その普請を山本勘助に命じたと伝えられている//幾重にもはりめぐらされた空堀の一部、勘助曲輪（現・駐車場）なるものが遺構として残っている//伊那市高遠町歴史博物館に城の絵図・”高遠城俯瞰図”なるものが今も残る
○建福寺
◎覚へ書き
○歴史パート：
○ドラマパート：
長野県の地方領国・”諏訪国”の領主に嫁いだ信玄の妹が嫡男を出産。「これはチャンス。”諏訪国”を侵略し、関係がギスギスしている領主は殺し、その嫡男を領主にしたてあげた傀儡政権を築こう」と提案する主人公//｛ｉｎ諏訪国｝一話から出てて今は諏訪の武家で下働きをしている百姓のヘイゾウ、武家の娘との身分違いの恋に苦しむ（望まぬ縁談だから止めてほしい、さらってホシイという女に対してぶちゅっとできないヘイゾウ）//武田軍、山梨県の本拠地から長野県の諏訪に侵攻//他国に侵略戦争を仕掛けることを快く思わない信玄の妻にたいし、「これは領主の宿命」と言い聞かせる信玄の母//武田軍、諏訪に到着。しかし”まず同盟国の「高遠」が「諏訪」の城を攻 める→武田が「仲裁」のていで割って入り漁夫の利”という計画だったのだが、その「高遠」が動かない、そして諏訪の軍勢が「高遠」ではなく「武田」に向かってきてしまう//諏訪の行動に動揺する武田家臣団、今回の青写真を描いた主人公を叱責、（どうしてくれんのよ）的気まずい沈黙・・・//信玄が口を開く。「勘助！いかがすればよい？」あくまで主人公を信じる信玄公//主人公、献策「派手に火をたいてガンガンのぼりたてて相手を（攻めるより城で守りを固めよう）という心理にさせる→相手は一箇所に集合するから使わない城に放火する→火をみれば「高遠」も領地ほしさに参戦してくる」//主人公の読みがすべて的中、//「高遠」側の武将に嫁いだ諏訪武将の娘、”今回の戦争は武田の人間がもちかけ た、そいつは今諏訪でスパイしてる”という話を聞き（スパイ＝主人公と武田家臣・教来石某）ときづく//「諏訪」側でスパイしていた教来石某、正体がバレ捕まる//「諏訪」軍、兵が逃げだし城に残ったのは２０人程。自決の覚悟をしていたところで武田のほうから「和解したい、形だけでも降伏ってことにしてくれ」ともちかける。（「武田は”高遠”に踊らされただけで戦いは望んでいない」という方便で）//「じゃあこいつはなんだ？」武田のスパイをみせられた主人公、「そいつはもう武田じゃない、証拠に成敗してみせる！」きりかかる→”諏訪”の殿様から「もういいよ、どうせ負けたんだし許してやれ」的な言葉を引き出し場を収める//諏訪、降伏・投降を承諾//つづく
◎おべんきょう
○じんぶつ（○→メジャー：△→マイナー：×→無名）
××？有賀清正（？？？？）高遠家家臣？
ドラマオリジナル？名前のみ実在？とりあえずＷＩＫＩにはなかった。
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