おんな城主 直虎 第24回 「さよならだけが人生か?」 感想



第24回 「さよならだけが人生か?」 

◎かんそう

○言えない空気・聞けない空気

井伊家への就職を蹴った盗賊の頭領。「なんで?」と聞く主人公に対して、「雲が・・・雲が空にあったから」と、良い顔でキッパリと答える盗賊。
(意味わかんねえ・・でも、キメ顔でそんなふうに言われたら「お、おう。そうか。ならしかたあるまい」としか、言えねえ・・・)なんて俺ならなっちゃう。
だから家臣が「もう少しわかるように言ってくれません?」って言ってくれたので助かった。やっぱりわからないことは「わかりません」って言えないとダメだね。

○深いい言葉をください

「公務員になれるチャンスを蹴るなんて、あいつらはなんて強く自由なんだ」という主人公。それに対して鶴くんが言う。
「(軽く溜めて)・・・買いかぶりすぎじゃない?」
鶴くんってすごい色々考えてますオーラ溜めてモノ申すじゃん?だからあそこはもうちょっと具体的になんか考えさせられるようなこと言ってくれると思ったのに。がっかり。

○お付きの人の役者さんの見せ場かな

「乳母が辞める→涙の別れ→後任として着任したのはそっくりさん(同じ役者さん)だった」この小芝居いるかぁ?タイトルの「サヨナラ」にちなんでねじ込んだんだろうけどぶっちゃけ(´A`)イラネ

○そうじゃない、俺の思う飄々はそんなじゃない

主人公がいっぱしの当主らしい思考、言動になってきたのを見て和尚さまがポツリ「つまらんのう」という。
主人公はさ、和尚様を楽しませるために行政してるわけじゃないんだから、必死で国の舵取りしてる人に「つまらない」はないんじゃない?素直にまずは喜んで、そのあとに「寂しくもあるがのう」ぐらいにしとけよな。「ワタシって、普通の人なら喜ぶようなことでも寂しさを感じちゃうんだよね。」みたいな達観してますアピールウザい。

○今週の「やってみなければわからない」

ナシ


◎おまけパート静岡県静岡市・愛知県岡崎市

○光鏡院(こうきょういん・静岡県静岡市

瀬名氏の菩提寺//瀬名一族の祖、瀬名一秀(いっしゅう)が開いたと伝わる//

○築山稲荷(愛知県岡崎市

昭和2年に現在地に移動//もとは瀬名姫がかつて暮らしていた「築山」という地区にあった


◎覚へ書き

○歴史パート:
//1567.塩留(山梨県・武田家に対する経済制裁。神奈川県の北条家と連盟して山梨県への太平洋側からの塩の輸出を禁止にした)//1567.織田信長の長女(徳姫・9歳)と徳川家康の嫡男(松平信康・9歳)が婚姻

○ドラマパート:
//結局盗賊団は井伊家への就職を蹴る//「薬学・護身術・財テク」農民たちの生活が豊かになるような教育を施す主人公//今川家、弱体化を防ぐため井伊に縁組を打診。主人公、相手の人となりを確認したのち親族を今川に嫁がせる//織田と徳川が縁組//主人公の乳母がおいとま、涙の別れの後に乳母そっくりの世話係が着任//主人公、外交強化のため井伊家ー北条家の縁組を模索、成立させる//


◎おべんきょう

○じんぶつ(○→メジャー:△→マイナー:×→無名)

織田信長(1534-1582):武将・大名・天下人 :尾張小牧山城(愛知・25歳)-美濃・岐阜城(岐阜・33歳)-近江:安土城(滋賀・43歳)

愛知県の大名・織田信秀の嫡男として産まれる//2歳・那古野城城主となる//15歳・結婚//18歳・親が病死、家督を継ぐ//24歳・弟を殺害//26歳・尾張統一(愛知県)//27歳・桶狭間の戦いに勝利(○織田vs今川●:愛知県)//34歳・長女を徳川家康の嫡男に嫁がせる←今ここ//35歳・足利義昭を将軍に擁立・上洛を果たす//40歳・足利義昭を追放、室町幕府を終焉させる//42歳・長篠の戦いに勝利(○織田vs武田●:愛知県)//42歳・ご立派な官職(右近衛大将)を得て名実ともに「天下人」となる//49歳・謀反にあい自害(本能寺の変京都府

説明不要の第六天魔王坂本龍馬と並ぶ「守護霊になってほしい歴史上の人物 NO.1 /上司にしたくない人物ぶっちぎりトップ(※俺脳内アンケート調べ)。」
いつか一週間休みをとって、愛知→岐阜→滋賀と順に、ゆかりの地を巡りたいもんだ。

演ずるは有名な歌舞伎俳優の市川なんとかって人。カツラのせい?役者に興味ないせい?ぜんぜんわからなかった。(演技はよかった)


×庵原助右衛門(1556-1640):武将(今川-武田-戸田勝隆-井伊-水野勝成-井伊直政):庵原城城主(静岡県

出自不詳//井伊家家臣・新野某の娘と政略結婚←今ここ//今川家滅亡、武田家に仕える//武田家滅亡、戸田某(豊臣秀吉配下)に仕える//井伊直政に仕える(徳川家康配下)//井伊直政と喧嘩、出奔、水野某に仕える(佐々成政配下)//佐々某家滅亡、再び井伊直政に仕える//大阪夏の陣木村重成を討ち取る功績をあげる

士官先を転々と変える人生。なんとなく後藤又兵衛とだぶった。


.