風林火山 第13回 「招かれざる男」 感想

第13回 「招かれざる男」 

◎かんそう

○忖度

「あいつはきっと丸く収める方法を知っている・あいつは誰も殺さず丸く収めるつもりだ・だからやらせてる」という武田信玄に対して「信玄公は自分が誰も殺さず場を収めることを望んでいる、自分はそのとうりにしてみせる」という主人公。1回~12回まででそんなに信頼産まれるような関係でもなかったような気もするが、まあお互い通じ合ってて熱い・っていう展開は燃えますな。(*^ω^*)こういうの好き

○ヌケ作

「もしや、ワシが泳げないことも知っていたのか?」ギョッとする相手に対して「いや、ぜんぜん?」マヌケ顔で返す主人公。あそこで「いかにも、存じ上げておりました」とかいう方向にもっていかないところがコミカルでいいね。風林火山ってこういう演出が(*^ω^*)おもしろーい


◎おまけパート:山梨県甲府市

武田信玄は広く仏教を信仰し、寺院・僧侶を崇敬保護した//なかでも禅法を尊び、諸国から禅の高僧を招き、その教えを政治(民政)・軍政に大きく反映させた//
臨済禅の関山派に深く帰依した信玄は京都や鎌倉にならい長禅寺・東光寺・能成寺・円光院・法泉寺を「甲府五山」と定めた//だそうで。

今回推されたのは2箇所

○長禅寺

5山の筆頭//武田信玄が出家・剃髪した寺といわれる//信玄の母・大井夫人の菩提寺でもある//信玄の弟が描いた大井夫人の肖像画が残されている//だそうで

○円光院

信玄の妻・三条夫人の菩提寺//信玄・三条夫人愛用の茶器が今も残されている//だそうで

○行きたいレベルD

寺は興味ない、山梨行くならもっと他のとこ行く


◎覚へ書き

○歴史パート:1541.関東管領上杉憲政の軍が長野県の武田・諏訪氏支配下地域に侵攻

○ドラマパート:
「本当に強いのか?証明するため勝負しろ!」という武将に対して、「ここでは平等な条件とはいえない、後日池のほとりでなら受けてたつ」といい、その場を収める主人公//(武田信玄公は自分にこの場を収める器量があるか証明するよううながしている)主人公はそう解釈する//後日、主人公の希望どうり池のほとりで斬り合いをはじめようとすると、今度は「池の船の上がいい」と主人公が言い出す//じれた武将、船に乗りこみ斬りかかる//主人公、船の底に穴をあけ他の船に飛び乗る//武将、あわてふためき戦意喪失//「じりじり自分のペースにもっていき誰も殺さず勝ちを得る。これが自分の戦い、”兵は詭道なり”ってやつだ」と勝ち名乗り、武田信玄をはじめ観戦していた武将一同を納得させる//武田信玄の次男、疱瘡で失明//信玄の妻、主人公が武田家に仕官したタイミングで次男が疱瘡を患い失明したことで主人公に嫌悪の感情//主人公、屋敷をもらう。第一話で知り合った百姓一家が屋敷の奉公人として居つくことに//政府直轄の関東地方管理人・上杉憲政が武田氏討伐の軍を長野県に送る。上杉某の領地に居候している真田幸隆、長野の自領を取り戻す機会と喜ぶ//上杉憲政の軍を迎撃すべくすぐさま出陣する長野県の諏訪氏、若干対応に苦慮する武田信玄//つづく


◎おべんきょう

○じんぶつ(○→メジャー:△→マイナー:×→無名)

×龍芳→海野信親(1541-1582):僧(半俗半僧):甲斐国長延寺(山梨)

武田信玄の次男として生まれる//失明の時期は諸説あり//武田軍が奪い取った長野県の豪族・海野氏の名跡を継承//のちに出家//1582.武田家が織田軍に滅ぼされたという連絡をうけ自害(殺害説も)
武田信玄の次男。この人の息子が生き延び現在の武田家となっている。

×長野業正(1491-1561):武将(上杉憲政上杉謙信):上野国箕輪城城主(グンマー)

グンマーの豪族・長野某の子として産まれる//上司の上杉憲政が負けたり逃げたりしても他の武将の傘下には入らずグンマーの領地を守り続ける//71歳・病死
相当なやり手・できる男だったらしい

×諏訪満隣みつちか(1501-1582):武将(諏訪頼満-頼隆-頼重-武田信玄-勝頼):信濃国(長野県)

長野の大名・諏訪頼満の次男として産まれる//41歳・侵攻してきた武田信玄に破れ軍門に降る//81歳・死去

×諏訪満隆みつたか(****-1546):武将(諏訪頼満-頼隆-頼重-武田信玄):信濃国(長野県)

長野の大名・諏訪頼満の三男として産まれる//1542.侵攻してきた武田信玄に破れ軍門に降る//1546.武田信玄の息子が地元の当主になることに反対、反乱を起こすも鎮圧され切腹

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