風林火山 第11回 「信虎追放」 感想




第11回 「信虎追放」 

◎かんそう

○結局山本勘助武田信虎をどうしたかったの?

斬りたかった?斬る気はなかった?迷いがあった?途中で気が変わった?
俺、雰囲気で察するのニガテで、こういうのはっきり演出してくれないとわからないんだよナー。クウキヨメナイ(´A`)
次回みればわかるのかな?「あのとき信虎が××だったから斬るのをやめたのじゃ」とか種明かししてくれないとモヤモヤが晴れない・・

あと、一騎打ちで何回か切り結んだあと、ハアハア言って肩で大きく息してる山本勘助に対して、おじいさんの信虎は平然としてるのも違和感あった。
(´A`)WHY?


◎おまけパート

○旧・万沢宿(山梨県 南部町→三方が静岡県に面する町。昔は武田氏と今川氏の争いが絶えなかった)

この町の万沢口という場所のあたりで武田信虎武田信玄に追放されたという//だそうで

○大泉寺(山梨県甲府市

追放前の信虎が自らの菩提寺として建立//信虎の墓、信虎の木造がある//愛用したといわれる数珠や道具入れも残されている//てんしょう1574.信虎はこの寺に埋葬された//結局信虎は生きて故郷の土を踏むことはなかった//だそうで

○行きたいレベル・C

テレビで見るぶんにはけっこう風情があるから行ってみたいが、行ってみたらなんにもなくてガッカリしそうな気もする


◎覚へ書き

○歴史パート:
1541.相模北条家・北条氏康家督を継げ3代目当主に(27歳)//1541.相模北条家2代目当主・北条氏綱、病死(享年55)//1541.甲斐・武田家当主・武田信虎が、嫡男・武田信玄により追放される。(信玄21歳、信虎48歳)//

○ドラマパート:
信玄派、家臣一同を集め謀反を宣言、異論もあったが「信玄を嫌っての反対」という者はいなく結局意思の統一が成される//主人公、今川から使い捨てにされている(主人公が殺されたら正当な報復として信虎を殺せるので)ことを承知で武田信虎を迎える使者になる//武田信玄のママ、出家//武田信玄をはじめとした重臣一同、国境で信虎に謀反を宣言、甲斐への入国を拒む//食い下がろうとする信虎だったが、しばらくして(主人公ら)今川の使者が到着。観念して駿河へ向かう。//主人公、信虎に殺された嫁の形見の眼帯をつけ信虎の後を粛々とついていく//主人公の殺気を感じた信虎、主人公に斬りかかる//幾度か切り結んだそのとき、他の侍が信虎に斬り かかり信虎 落馬。//信虎を斬ろうとする侍を制止した主人公、抜刀したまま信虎に歩み寄る//死を覚悟した信虎だったが、主人公は刀を納め「ご無礼つかまつった、これより駿河までお送りいたします」といって信虎を馬にのせ駿河へ//ナレーター・「駿河入りした信虎は出家、二度と甲斐の土を踏むことはなかった//つづく


◎おべんきょう

◎じんぶつ(○→メジャー:△→マイナー:×→無名)

×飛鳥井雅教(1520-1594):公家貴族:京都?

公家貴族・飛鳥井某の子として生まれる//4歳で国から位を授かる(なにもしてないのに皇族ってだけで4歳で「偉い人認定」されたのか、4歳でなにか国の役に立つ功績を残したのかは不明)//それから次々と位を授かりつづける(なにもしないのに・なのか、たまに車でどこか行って窓から手をふったり、どっかの農地でシャベルで土を2,3回もお運びになったりなどのご立派な功績を残したのか。毎日畑と向き合う人間からその収穫を接収する権利を得るに値する地位をさずかるだけのどんな働きをしたのかは不明)//64歳・隠居//75歳・死去

×大井宗芸(大井信達****-****):国人・武将→文化人?:甲斐国上野城(椿城)城主(山梨県)→?

詳細不詳//1520.領地争いで武田信虎に敗れ(今諏訪の合戦)、嫁として娘を武田信虎に差し出し隠居、出家、歌人・文化人?としてちょっと名を残す

武田信虎の妻・大井夫人の父。ドラマでは前述の飛鳥井雅教という人の弟子という設定。(実際がどうかは知らん)


△北条の遺言状

病に倒れた北条氏綱は嫡男、北条氏康家督を継承。氏綱は若い氏康の器量を心配し、死の直前1541年5月に氏康に5か条の訓戒状を残した

※ドラマでは一条目・「義」の項目の詳細を、苦悩の末謀反を起こした武田信玄・そんな信玄についていく家臣・義を欠いた振る舞いの末追放される武田信虎・に重ねる形でテロップ

一、大将から侍にいたるまで、義を大事にすること。たとえ義に違い、国を切り取ることができても、後世の恥辱を受けるであろう。

一、侍から農民にいたるまで、全てに慈しむこと。人に捨てるようなものはいない。

一、驕らずへつらわず、その身の分限を守るをよしとすべし。

一、倹約に勤めて重視すべし。

一、いつも勝利していると、驕りが生まれ、敵を侮ったり、不行儀なことがあるので注意すべし。