おんな城主 直虎 第14回 感想
第14回 「徳政令の行方」
◎かんそう
○中野ニクらしニクらし中野
新しい家臣の子、中野くん。主人公を城主と認めず反発するっていう役どころなんですが。ドラマパートなんだしあんな熱演しなくてもいいよ、見ててムカつくから。
そのぶん主人公と和解したときの感動が大きくなる演出っていうのはわかる、わかるよ。でもそれならどのタイミングで和解するのかは伏せといてほしかった(予告で「主人公を守って戦う」的なカットが流れててガッカリした。このせいで次回和解ってわかっちゃったじゃん。逆にミスリードだったら座布団10枚あげるけど)
○止めて・ロマンティック
龍宮小僧設定いらない、ファンタジー入れすぎ。(ちなみに龍宮小僧はナレーターのおっさんと予想)。ファンタジーは、「死んだ人間がでてきた・でもそれは幻だった」・くらいに留めておいてくだしあ!(大井夫人はセーフにいたしとおございまする)
あと、ホームドラマっぽすぎる。(でも次回はムネアツっぽい。退屈な人情回の後にチャンバラっぽい予告を入れるところがあざとい)
○よくわからないんですが
徳政令の発布で困るのは、ほーきゅー氏だけじゃないのん?
「いやあ、今川様に徳政令出せっていわれちゃってさ、俺は反対したんだけど命令じゃあ仕方ないよね、だから君のとこの借金、チャラね。ゴシューショーさま。」でいいんじゃない?
実際のところ、史実でもどうして発布をシブったのか、ドラマではどうして発布しようとしなかったのか(「未来のため」とか言われてもピンとこない)、徳政令をだそうとしない理由がどっちもイマイチよくわからん・・・
○今週の説法
「清風払名月 名月払清風(せいふうめいげつをはらいめいげつせいふうをはらう)」
美しい月夜に清い風が吹く状況・心境?ワビサビっていうの?みたいな意味らしい。禅語っていうんだって。ちなみに主人公は「風と月は諍うのではなく一体なんだ、領主と村民でそんな関係になろう」みたいなことを言ってました。(あいかわらずビビっとこない。なんか言葉の選びかたがズレてるんだよなあ・・・)
◎おぼえがき
○あらすじ
歴史パート:1566.今川家が井伊家に徳政令を発布するよう指示するも井伊家これに従わず
ドラマパート:井伊家の領地の民が、井伊ではなく今川家に借金の免除を要請(裏で鶴くんが扇動している)/国政を主人公より鶴くんにやってもらったほうがマシ・といいだす家臣A・B/今川が借金の免除をするよう井伊に指示/借金を免除したくない主人公は苦肉の策で「税の対象の村は寺に寄進したので井伊のものではない、だから免除はできない」とつっぱねる/蜂前神社・禰宜(はちさきじんじゃ・ねぎ)と鶴くんが農民に入れ知恵、方久(ほうきゅう・新たに加えた家臣)を拉致させ借金の免除を強要させる/一旦は農民の要求を受け入れようとしたがそこに龍宮小僧が使わした亀があらわれ要求の受け入れを思いとどまる/村民は雲隠れして主人公に抗議、そのせいでカラになった村に放置された苗/村民に代わってその苗を植えることで村民と対話の機会を設け村民を説得、ハートをゲットすることに成功した主人公。それを見ていた家臣Bも主人公についていく覚悟を決める/村民は説得できたものの今川家の怒りは納まらない。直接屋敷まで来てなぜ指示に従わないか説明するようにと主人公に命令/つづく
◎おまけコーナー
井伊直虎(次郎法師)置文(龍潭寺 蔵)/直虎は、龍潭寺に領地の一部を寄進する書状を送っていた。「徳政によって寺の利益が失われてはならない」という内容とともに、公的な文書であることを表す黒印が押されている/だそうです
蜂前神社(はちさきじんじゃ)/1567.徳政をめぐる騒動の舞台となった神社
井伊直虎関口氏経連署状(蜂前神社 蔵)/当時、蜂前神社の禰宜(ねぎ)という人物は大きな影響力を持っており井伊谷の経済を握る人物でもあった/井伊家と交わした文書がこの神社に残されている/これは『直虎』として振る舞っていたことがわかる唯一の史料で「直虎」の花押が記されている/だそうです
○行きたいレベルD ここに行くなら石垣だけの城跡みてるほうがいいかな・・
◎おべんきょう
じんぶつ(○→メジャー:△→マイナー:×→無名)
「ほうだ」っていうのは苗字じゃなくて地区の名前、「ねぎ」っていうのは人名じゃなくて役職名だそう(この場合「ほうだっていう地区のねぎっていう立場だった人・みたいな」。ちなみにの「ねぎ」さんの名前はわかっていないらしい)。
詳細不明
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