おんな城主 直虎 第10話 感想


第10回 「走れ竜宮小僧」

かんそう

○さわやか名探偵・亀之丞の名推理もあって

鶴くん、ドラマでは「正当防衛」ってことで許されたけど。「小野が奥山を暗殺」って、記録に残ってる史実なんだよね?史実のほうではなんで暗殺が許されたんだろ?
もし記録が後世のつくり話じゃなく、さらに「家臣が家臣を暗殺したけど罪には問われなかった(織田信長伊達政宗ほどの権力者ならいざしらず家臣レベルの殺人で)」っていうならドラマよりひどいつくり話みたいな話だな

○「ちょっと××へ」

前にもあったけど、無断でおでかけしようとして和尚様に「どこへ行くのじゃ?」と聞かれ「ちょっと××へ」と言って出かけちゃう主人公。僧ってそんなに自由なの?それとも彼女の場合はやっぱり姫様で特別・客人扱いなのかな?(まあドラマだが)

○井戸はなにかの象徴なんだとは思いますが

「井戸に水が戻った」という描写がありましたが、だからなんなんでしょうか。井伊家ゆかりの場所であり、現時点の主要キャラ3人の思い出の場所でもあるので「水が戻った」ことが今後なにか話の展開に関係して、さらに今後井戸がどうにかなるとかですかね?(井戸に飛び込んで追っ手から逃げるとかありそうだ)

○今週のお言葉・「日々是好日(にちにちこれこうにち)」

「人生には雨の日もあり、風の日もあり、晴れの日もあります。しかし、雨の日は雨の日を楽しみ、風の日には風の日を楽しみ、晴れの日は晴れの日を楽しむ。すなわち楽しむべきところはそれを楽しみ、楽しみ無きところもまた無きところを楽しむ、これを「日々是好日」という」んだそうです。

ドラマでは「いつか振り返ってみれば今のドタバタも必要な日だったと思えることでしょう」みたいな使い方をされてましたな。


○覚へ書き

あらすじ

歴史パート:1561?1563?.奥山朝利(幼なじみ亀・の嫁の親)が小野道好(幼なじみ鶴)に暗殺される/1561.井伊直政・誕生/1562.今川の武将・鵜殿長照が徳川家康に攻められ、死去(このときこの人の子供が家康側から人質にとられ、今川側に拘束されていた家康の妻子と人質交換されることになる)

ドラマパート:奥山某を刺殺してしまった幼なじみ鶴。正当防衛だったという鶴の主張を信じた主人公は鶴を守るため奔走、事情を知る者(件の発端となった鶴の弟嫁)に証言させ穏便にことを済ます/主人公・これ以上軋轢が広がらないよう井伊の人間から見て鶴が謙虚に映るよう工作/幼なじみ亀に嫡男(井伊直政)誕生、これを機に鶴は(第2回で)親が井伊からかすめとった領地を井伊に返上、誠意を見せる/桶狭間の混乱を機に今川と手切れした徳川が今川への攻撃を開始・これに激怒した今川当主が今川領地に残されていた徳川の妻子の処刑を命令/徳川の妻と縁のある主人公、彼女を救うべく今川のもとに参じ助命嘆願するもかなわず処刑の執行段取りが進む/いっときでも執行を伸ばそうとギリギリまで食い下がる主人公/つづく


おまけパート

岡崎城(愛知県):遺構・石垣と堀/1959.天主を鉄コンで復元

徳川家康誕生の場/徳川家康岡崎城内・「坂谷邸」で生まれた/そののち6歳でふるさとを離れ、織田家→今川家の人質として少年期を過ごす/そして桶狭間の大敗で混乱した今川家臣が逃げ出し空になった岡崎城徳川家康がもどったのは19歳だった/だそうです

大樹寺(だいじゅじ・愛知県)

松平家(←徳川家康の生家・本家)の菩提寺桶狭間の戦いに敗れこの寺に立ち寄り先祖の墓前で自害しようとした家康をこの寺の住職が説得し思いとどまらせたと伝えられている/本堂には「厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど・汚れなき世を築くために生きよ)」の経文が掲げられている/徳川家康はのちにこの教えを流旗に記している/だそうです

行きたいレベルC・愛知まで行けるならほかに行きたいところがあるので(鉄コンじゃなければ・・・)


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