おんな城主 直虎 第4回 感想


第4回「女子にこそあれ次郎法師

かんそう

○うっかり直虎
「悲壮な覚悟を持って出家した人」というイメージが強かったんだけど、ドラマでは「結婚できないということまで考えず出家しちゃったテヘペロ」という流れでした。今作は完全にお笑いよりのドラマってことね。

○入門のやりとり
「なかなか門を通してくれない」っていうシーンがあったんだけど、なにがしたいのかわからなかった。なんで通してくれないのかはいわゆる「僧としての入門の試練・覚悟」みたいなのがあるんだとは思うけど、じゃあ今回はなんで通れたの?流れが中途半端でものすごいストレス。

○うちの母ちゃんもあんなんやったで
主人公ママの憎まれ役、泣ける。それでも怒ってるシーンも絵になって(ああ、ママもつらいんだろうなあ)みたいな空気があるから美人は得だよね。うちの母ちゃんが怒ってる絵なんか、地獄やったで。ホンマ鬼やったで。

○1+1=2なんですか?どうしてですか?
今川家から理不尽な要求をされて悔しくて悔しくてしかたないであろう主人公パパにむかって、「くやしくはないのですか?」と問いただす家臣。アホなの?もうね、あの家臣に俺が問いただしてやりたい。「あなたアホなのですか?空気読めないのですか?」小一時間、問いただしてやりたい。


覚へ書き

あらすじ

○歴史パート:1544→1554へ一気に移行(歴史的出来事の描写ナシ)

○ドラマパート:主人公出家、「次郎法師」の名を承る/「(1話で処刑された)井伊直光の領地を小野(悪役)に譲渡せよ」と今川家のお達し。井伊家おおいに憤慨し従うか従わないかでもめる/主人公、厳しい修行に泣きが入るも母に叱咤激励されたり幼なじみBから「立派な僧になって婚約者の力になれ」と助言されたりしながら修行を継続/1話で小野(悪役)の陰謀で殺された僧の息子が現れる、井伊家はこの人物を使って小野暗殺を画策するも井伊家当主・井伊直盛(主人公パパ)がこれを暗に阻止(直盛は優しい・という設定)/それから9年、1554.主人公・大人にver.up/つづく


おまけパート

○龍譚寺(りゅうたんじ・静岡県):
主人公の墓がある(主人公パパと婚約者の墓も)。733年に「地蔵寺」という名で建立。1093年に「自浄寺」と名を改め、1560年に戦死した井伊直盛(主人公のパパ)を埋葬した時に「龍譚寺」と名を改めたんだそうな。「井伊直平(主人公のひいおじいさん)が建立した」ってNHKでは言ってたけど、1560年に名を変えて改築した、ってことなのか?わからん。

行きたいレベルD。井伊谷城に行く機会があるならついでに行ってもいいかな、程度。


おべんきょう

じんぶつ(○常識レベル△歴史好きレベル×マニアレベル)

×昊天宗建(こうてんそうけん????-1644):僧侶:龍譚寺住職(静岡)→妙心寺住職(京都)
資料がほとんどない人なので下の傑山宗俊とワンセット扱い
1584.小牧・長久手の戦いで名を馳せ、「井伊の赤備え」を天下に轟かせる(なんと森長可は井伊軍に討ち取られている)
「長刀の達人」として現在も長刀が残されており、また「弓の達人」として今も弓が残され、逸話もあるそうな。武闘派僧。憧れちゃうね。

×傑山宗俊(けつざんそうしゅん????-1592):僧侶:龍譚寺住職(静岡)
資料がほとんどない人なので上の昊天宗建とワンセット扱い
1584.小牧・長久手の戦いで名を馳せ、「井伊の赤備え」を天下に轟かせる(なんと森長可は井伊軍に討ち取られている)
弓の達人だったんだそうな。



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