大河ドラマ・武田信玄・第40回・感想


第40回「暗闇の鬼」

かんそう

○こじらせ女子・やえ殿
 正室守役・やえ殿の怪演回でした。「息子を失い京都に戻る夢もついえ悲しみにくれ病床で衰弱していく正室様。おのれ、信玄憎し!!」という、方向としては完全に間違った怒りのパワーが爆発、もちまえの企画力でミッション開始、例によって失敗。ただ、今回はよりによって勝頼様に刃をむけたことと、物語もあと10話をきるっていうことを考えると年貢の納め時かも。(でも死罪とかだったら正室様が悲しみのあまりどうにかなってしまいそう。)
 あとさ、なんでやえ殿には手持ちの素破があんなにいるの?(今回といい義信様救出のときといい「やえ殿>信玄公」な素破デショ?どこの手の者?)

○今週の真田様
 今週は前半一回、後半に一回出番アリ。(o^ω^o)ほくほくですな
 前半:信玄公の病状について家臣だけでヒソヒソ話、影武者をたてようと結論つくも信玄公にバレてやんわり拒否られる
 後半:武田軍に関東制圧のみとうしがついて今後どうするか酒のみながら談合。勝頼公の「天下とれるよ」発言もあり信玄公、真田様はもちろん、皆さん終始ご機嫌でした。


○覚へ書き

あらすじ

歴史パート:1570.甲斐・信濃の武田軍、さらに駿河・上野・遠江三河・美濃も侵攻、勢力を伸ばす

ドラマパート:主人公、信濃出身の勝頼を案じ当主の心構えを助言/主人公正室の体調が悪化、悲しむやえ殿の怒りのベクトルが主人公に向く/前回、武田軍が攻めたことで北条は守りに入って神奈川から出てこない、静岡攻めは今が好機、なれど主人公の体調を案じる家臣(前回ヒキででてきた高坂殿もお見舞いから談合に参加)、「影武者をたてては?」との結論に至るも主人公これを却下/静岡を攻めに入ったとき背後から上杉に攻撃されないための対策(将軍を通して上杉に和睦を申し出る・上杉は頭が固いので将軍に言われたら断れない・仮に和睦できないにしても和睦を申し出た相手を上杉は攻撃できない。これが最大の上杉封じだ・とのこと。ナルホド。)/上杉・(INグンマー)。北条から共闘の要求されるも「北条より上杉が上」と認めないと共闘しないとごねる/北条(IN神奈川)。武田軍に静岡の領地をだいぶん奪われて憔悴気味。北条が徳川家康駿河の分割統治を密約したことに北条の娘が反発(今川の嫁なので)、北条パパ(氏康)、それをなだめるも体調不良で倒れる/武田(IN山梨)。0正室の病が重く、側室の1人が次期正室ポジションを意識しはじめる/いよいよ病衰していく正室、その痛々しい姿にやえどの号泣、怒り爆発/1570.武田軍快進撃続く。「上杉が北条ともめてる間に中央を掌握しよう」、的な勝頼ビジョンに盛り上がる主人公と家臣一同/それを鬼の形相で覗き見るやえ殿/勝頼公が夜襲される、捕らえられた刺客が絶命時にやえどのの関与を口にし、主人公の知るところとなる/つづく


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