大河ドラマ・武田信玄・第35回・感想


第35回 「盟約崩壊」

かんそう

○誰も幸せにならない
 ノドに刺さった小骨のようにつねに暗い影をまとっていた嫡男問題がついに結着。(バッドエンドではあるが)そえいていよいよ天下とり。ある意味終焉へのスタートですな。

○北条パパ氏の役者さん
 いいね。有名な人なんだよね。目ぢからといい表情といい、なんとも気品がありますな

○それに比べて・・
 織田信長の役者さん、ダメだなあ。当時のアイドル枠?バーターかなんか?セリフかみすぎ。

○しかし今回は
 なんといっても故・嫡男クンの嫁の怪演が一番よかった。「しんげええぇん!!憎いいい!」みたいな?あの子はアイドル?役者さん?あと、主人公の正室の演技もよかったにゃ(小並感)

○今週の真田様(o^ω^o)
 軍議の場で「ワシを誰だと思っておるか!」といきりたつ高坂某に、「そうだ、高坂弾正殿だ!」とちゃかして場をなごませる。
 でもまあ今回は故・嫡男クンの嫁に全部もってかれちゃったかな・・


覚へ書き

歴史パート:1567(信玄47歳)/武田勝頼の子・信勝が生まれる(信玄の孫)/・遠山夫人(勝頼の嫁)、出産ののち死亡(難産のため)

ドラマパート:嫡男の死後、身から出たサビと落ち込む主人公、たそがれる嫡男ママ/今川・北条の塩止めにどう対応するか。仮に同盟を破棄して今川を攻め、安定した塩の生産拠点を手に入れようとすれば同盟国の今川・北条が敵になりさらには新潟の上杉謙信も攻め入ってくるかも、そうなると3方向から襲われる、どうしたもんだか/嫡男クンが死に、縁戚関係の終わりを知り、武田侵略の危機を感じる今川/はやる北条嫡男は武田うつべしと血気盛んなれど北条パパは武田とかまえると武田による上杉への牽制がきかなくなることを危惧/上杉謙信、部下に天下とろうと進言されるも却下/嫡男クンの嫁(今川出身)を今川へ返す、帰り際、嫁が半狂乱で怨み節/主人公に孫 が生ま れる(勝頼の子)。しかし嫁が死亡/北条に嫁としてやった主人公の娘、今回の武田の動向によっては立場が危うくなると北条に言われるも「自分はもう北条の人間だからダイジョウブ」という、しかしそれは本心ではない、彼女も苦しんでいると心を痛める北条パパとそのへんの空気読めてない北条嫡男/徳川家康登場(顔みせのみ)




おべんきょう

じんぶつ

徳川家康 :(1542-1616)武将・大名・将軍:(三河岡崎城(愛知)・武蔵江戸城(東京)・駿河駿府城(静岡))
三河国岡崎城主・松平広忠の嫡男として生まれる/6歳頃・織田家や今川家で人質として暮らす/8歳・父が死去・人質暮らしのまま家督をつぐ/17歳・初陣/19歳・主人の今川が織田に敗れ、そのまま誰につくこともなく自陣に入る/21歳・主人の今川を討った織田と結ぶ/27歳・武田信玄と組んで今川を攻める(←今ここ)/38歳・織田信長の命令で嫡男を切腹させる/41歳・本能寺の変、伊賀越え/45歳・すでに関白になっている豊臣秀吉が妹を嫁によこしたり母親を人質によこしたりしてきて配下にしようと工作、それを受け入れ豊臣配下に/59歳・関ヶ原・いわずもがな東軍、勝利/62歳・征夷大将軍となる/74歳・大阪の陣結着、豊臣を滅ぼす/75歳・死去
 役者さんがなんかキツネっぽい(個人的に家康はタヌキのイメージがあるので)

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