大河ドラマ・武田信玄・第30回・感想
第30回 「義信事件(一)」
かんそう
○考えすぎにょ
「父上は私を嫌っている」という嫡男クンの愚痴に対して
「考えすぎですよ」としか言わないおかんと妻。そりゃ、「たしかにあんたメチャ嫌われてるよねwww」とは言えないわな。
うっかり肩をもっちゃえば「やっぱり!」ってなって嫡男ちゃんはますますかたくなになるだろうし、父上の前で「母上もそう言ってたじゃん!」とかなったら困るし。こういうことって実生活でもあるにょ。
○なぜ嫌われているか
「自分は嫌われている」という嫡男クンに、「なんでそう思うの?」と尋ねるおかん。
そこで少し勢いをなくし、目を伏せ、「・・・わかりません」とだけ答える嫡男クン。
この件に関しては主人公が全部悪い。と、言いたいところだけど、主人公は両思いの子がいる状態で自分を拒否する相手(今の正妻)としたくもない結婚して、さらには両思いの子を殺されてるからなあ・・・・
○「自分が間違っていた」と認めることができるのは「自分の考える間違い」を自分が犯したときだけ
追放された立場で「おまえを許すから言うこと聞け」とか。あくまで上から目線、果てしない勘違い思考の主人公パパ。でもこれを改めて、もしも「許してくれ」って言っても、主人公が帰国を許すかどうかはわからない。が、少なくとも弟や重臣、過去のいきさつをしらない武将、主人公を快く思っていない武将と主人公との不協和音を造ることはできたかもね。まあ後からならなんとでもいえるんだけど。(なによりドラマパートだしね)
○主人公のメイクが若干変わった?
なんか信玄っぽさ2割増し、みたいな?具体的には頬の黒いシャドウと、目じりのシャドウともみ上げが後ろ斜め上にシュッと上がってるとこが俺のイメージする信玄してた!こいつは悪そうだやで!
○嫡男クンの役者さん
堤真一さんなんだね!ぜんぜん気づかなかったYO!言われてみれば鼻の穴は確かに堤真一っぽい。けど、身長も声も今の彼からは想像できない!今売れてるからいいんだけど、見栄えだけでいうと激しく劣化してるように思える。役者さんにはまったく興味がないから、当たり役があったのか実力があったのか生き残れた理由はワカランが。
○今週の真田様
合戦のお疲れ会?の酒宴にて。戦死した者を偲び暗くなる武将に人生観を披露(まあキャラ的に思いつきの即興かもわからんが)、「生き残った者は日々を楽しむことを供養にすればいい・明日は我が身なれどその覚悟をもって今日をたのしめばいい」。さらに、「俺って若々しいなあ」的におどける。(この後の笑顔がめちゃキュートだった)
○愚弟
酒宴で主人公に今後の政策の話を振られるもニヤニヤしながらちょっとズレた私見を披露。山本勘助、次男信繁を失ったこともあいまって、今後の武田家の行く末を暗示するようでしたな。(´A`)もうここで合掌したいくらいでしたわ。
○名言
やえどの(←主人公正室の子分)「言葉っていうのは、その真意を知らずにたまたま耳にした人にはものすごい悪意をもって解釈されるものだから、自分が秘めている不平不満をうっかり他人に聞かれないように注意しましょう、うっかり他人に聞かれるとめちゃくちゃ過大解釈されて言いふらされちゃうかもしれませんよ」みたいな。本当それはそのとうりだと思った。
覚へ書き
歴史パート:?第4次川中島合戦の後のひととき?