大河ドラマ・武田信玄・第29回・感想



第29回 「勝利と敗北」

○結局どっちが勝ったの?

川中島の戦いってどっちが勝ったの?」小学生の頃、親や先生に聞いたけど、今思えば親も先生もよくは知らなかったのかもしれない。なんか歯切れの悪い答えしか返ってこなくて。で、俺はどこにでもいる気の弱い美少年だったので「で、結局どっちが勝ったの?」って聞けなくて。これ以上同じ質問するとしつこい、あるいは前に話しただろ、おまえバカか?といわれそうで怖くて納得いくまで聞けなかった。なんか万事こんな感じではっきりモノを言えず俺は大人になった気がする。そのせいでこんなバカになってしまったんだろうなあ。(´A`)hahaha


で、大人になった今、第四次川中島合戦の勝敗について調べてみましたが、結論から言うとどっちが勝ったかは人によって判定が違うらしい。(そりゃ親も答えられんわな)
川中島という場所は武田軍が死守・上杉軍の27パーセントが死亡、武田軍の23パーセントが死亡。ただし武将クラスの死者は武田軍のほうが多い
断言する文章はあんまりなかったけどおおむね「武田勝利っぽい引き分け」っていうのが多かった0
(ドラマでは最初は謙信・後は信玄の勝ちって心霊母さんがナレーションしてた)

○策そのものがあったのか疑わしいらしいが

ドラマでは啄木鳥の戦法は山本勘助が提案したわけじゃなく、他の武将の献策だったみたい。(まあ史実でもそうなんだろうけど)「勝ち戦とはいえ自分の失策のせいで多くを失い申し訳ありませんでした」って言ってました。(役者さんの顔の区別ができないからどの武将なのかはわからんが・陣場奉行かな?)

○今週の真田様

今週は久々かつ見ごたえある役どころでしたぞ(`・ω・´)

軍議で主人公嫡男が主人公に反発、ピリピリムード→いきなり「ふわっはっはっはっ!若殿はお若いですなあ」と笑い、場の空気をなごませようとする→それでもなごまないので「言いづらいんですが恩賞の話をしていただけませんか、部下が楽しみにしてるんですYO☆」とおどける→他の武将が「カネカネ言うな!」とつっかかってきたのを拾い「いやいや、恩賞は大事だって、それを決めないと今度は裏切る奴もでてくるかもですぞ!」と怒鳴りかえして言い争いの矛先を主人公と嫡男から自分のほうに向けようとする→ワイワイ言い争いになったところで他の武将が他の話題をだして場を仕切りなおし嫡男に退室するよううながす

この茶番は泣けた。(´;ω;`)

めちゃよかった(o^ω^o)

○俺は短気なので

今週はひさびさの引きエンドです。(´A`)ムッとします。


○覚へ書き

歴史パート:1561・第四次川中島の戦い終戦

ドラマパート:川中島決着・痛みわけ(双方勝ち名乗り)。上杉軍は「軍事境界線をはっきりさせることができた・もう上杉の領地に攻めてはこないだろう」と主張、軍を新潟に戻す/武田軍は「川中島を守りきった、上杉を追い出した、大勝利だ」と主張/側室出産/戦後処理。処罰対象の嫡男が反発、武将たちのフォローでその場はおさまるも「次やらかしたら切腹させる」と主人公断言/主人公、上杉残党?に夜討ちされ居合わせた医者が死に激怒、上杉の捕虜を全員死刑/帰国したのに正室のもとに行かず側室のところに行く主人公/勘助の妻、勘助の戦死の報告を受ける/北条から使者、「この勢いで上杉を関東から追い払うから手伝って」とのこと。そこに嫡男が怒鳴り散らしながらやってきて・・・/つづく


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