大河ドラマ・武田信玄・第21回・感想


第21回 「景虎失踪」

「私利私欲で戦わない」「人助けでしか戦わない」「戦いが終われば自国に帰っていく」「天が味方するのも当然」←これ全部上杉謙信長尾景虎)の評価。武田信玄が主人公なのに、上杉謙信アゲアゲの内容。歴史にはとんとうといんだが、上杉謙信ってのはホントに聖人だったってことでいいのか?


あらすじ

歴史パート:
 1555・木曾(長野県)を押さえ、木曾の国衆・木曾義昌を縁故にし配下に/1556・上杉謙信が出家するため失踪するも家臣に止められ思いなおす/1556・尼厳城(長野県)を落とす

ドラマパート:
 甲斐の治水を着々と進め、街の治安維持対策も手配/上杉家臣の大熊朝秀を調略、尼厳城を落として道を確保、後方から攻められないよう伊那へも挙兵/上杉謙信、こぜりあいを繰り返す家臣に失望、出家して僧になるべく比叡山へ向かうも家臣に説得され思いなおす「説得→仏の道は国主の道の中にもある、百姓の荒れた手の中、赤子の泣き声の中にもある、比叡山へ行かないでほしい、国の民を見捨てないでほしい」的な/正室の縁故で京都とのパイプのあしがかりをさぐり始めた主人公/謙信の強さの秘密は「無欲・人助け」。そのため天が味方するのだ、という家臣ーそれに対し「天を思って戦はできない、甲斐が生き残るために天を敵にしてでも戦う」と言 い放つ主人公/主人公の家臣・おぶ殿と密会しようとした正室の付き人・やえが、おぶ殿の弟によって警告を受け、やえが立ち去る/失明した主人公の次男、修行のため比叡山へ/新たなカワイコチャン登場(家臣・油川信友の娘・えり→後の側室)

つづく


今週の真田様(o^ω^o)
 武田屋敷の廊下で倉科三郎左衛門を追い越したところ、無礼だと絡まれるも大人対応でことなきを得る
 倉科三郎左衛門から「ふわっはは!そのチョビヒゲ、六問銭に似合いじゃ!」的なはずかしめを受けるも
「ふわははは!」と一緒になって笑って三郎左衛門をやりすごしたのちに、一緒に「ふわははは!」と笑ってた自分の部下には、「何がおかしい!」と怒るおちゃめさが光る(o^ω^o)<完全に真田様だけのための演出ですな。(o^ω^o)ホクホク


おべんきょう
○大熊朝秀(??-1582):武将:箕冠城(新潟県
 生誕不詳・上杉(謙信ではない)家臣の子として生まれる/上杉家が滅亡、長尾家に仕える/長尾の家督継承争いで謙信派について以後謙信の家臣に/1556(まさに今回)・上杉に対して謀反するも返り討ち、逃走/1563・武田の傘下に入り勝頼まで仕える/1581・武田から織田へ寝返った木曾を討つため出陣するも敗戦、行方不明になったのち発見されて殺害っていう話と1582・武田勝頼の死後に殉死って話があった
 長男は真田に落ち延びそのまま真田家臣になったらしい(真田丸にでるかな?(o^ω^o))


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