大河ドラマ・武田信玄・第8回・感想
第8回「湖衣姫」
あらすじ
歴史パート:
ドラマパート:
自害しようとしていた湖衣姫をあっさりゲット(山本勘助が当て身で気絶させた)/捕らえられたのちも自害しようとする湖衣姫を山本勘助がいさめ御諏訪太鼓をみせる/湖衣姫を側室に迎えることで正室がスネる/その流れで幼い息子が主人公を憎む方向に、幼い息子の世話役の飯富虎昌(おぶとらまさ)も正室の味方になるよう調略されはじめる/真田幸隆登場、主人公に碁の対戦を申し込む/←が無礼だといきりたつ家臣/湖衣姫がおここ(第1回で死んだ少女)と瓜二つだ、妖怪だ、とおののく正室側/湖衣姫が初夜の寝室に小刀を忍ばして・・・つづく
かんそう
「三国志」で、(今は亡き自分達の国家の文芸を見せられた亡国の家臣たちはこぞって沈痛な面持ちになった。)っていうのがあった。亡国ではないにしろ、湖衣姫が御諏訪太鼓を見て気が晴れるっていう演出は違うと俺は思う。山本勘助の説得もよかったけど、それでも親を殺され部下を殺されすべての財産を奪われて死のうと思ってる少女に「気持ちを切り替えて奪った張本人と結婚しよう」と思わせるほど説得に重さははなかった。この程度で死のうとする気持ちが結婚も致し方なしって気持ちになるなら、そもそも死のうとする演出をやめるべき。
とはいえ御諏訪太鼓そのものはよかった。俺はまったく興味ないがこういう文化があるのはいいことだと思う
将来息子ちゃん(武田義信)が謀反することへの伏線をここにもってくるとは。ドラマ的にいいと思う。
おべんきょう
めっちゃ有能で信玄公から重宝されていたらしい
海野平の戦い(ドラマ第3話)で敗戦、関東の有力者の下へ逃げる(29歳)/武田信玄配下に(34歳)/武田信玄が落せなかった砥石城という城を調略でおとす・めっちゃお手柄だったらしい(39歳)/その後も様々な戦いで活躍/62歳で病死(武田信玄の死から一年後)