大河ドラマ・武田信玄・第1回・感想
第1回「父と子」
歴史パート:
1536・主人公16才で初陣、信濃(長野)の海ノ口城を攻める(ドラマ:いさんで失敗→夜討ちで名誉挽回するも父親に褒められず、なじられる)/当時の武田家(甲斐・山梨)は今川家(駿河・静岡)と北条家(相模・神奈川)と抗争中、当主(主人公のパパ)の好戦的な性格もあいまって国は疲弊していた/今川家の当主が死去。今川家は武田家と同盟を結び主人公が政略のため結婚、主人公は子をもうける
ドラマパート:
1536・夜襲で出会った百姓の娘と恋におちるもお家のしがらみで百姓の娘が殺される。それから5年、主人公は立派な青年になった/主人公、山奥で不審者に囲まれる→続く
かんそう
1話は情報量が多いからあたりまえっちゃあたりまえだが、見ごたえあった!そしてすごい金と人つかってる印象。(具体的には馬とエキストラの数がかなり多いように見えた)
主人公の目が細っ!少年時代の役者さんのほうがイケメン。今とはイケメンの基準が違うのかそもそも当時はイケメンを使う風潮がなかったのか。
百姓の娘、ヒロインだと思ったら当日退場。まあドラマパートだからいいけど。
パパ、一話目で甲斐から追い出されるとおもってたら、あのまま5年経過とか。ドラマとはいえあんな扱いで5年耐えるとかすごいな。
おべんきょう
じんぶつ
言わずと知れた甲斐の虎、今作の主人公(イヨッ!)。21歳で領主となり、山梨を拠点に周辺国を制圧していくも53歳で病死(銃撃説もあり)
「パパ追放」「虐殺」「同盟」「上田原の戦い」「川中島の戦い」
主人公のパパ。14歳で親の後(武田家)を継ぎ、15歳で跡継ぎ争い相手の叔父を討ち取る、28歳で甲斐をほぼ統一するも48歳で息子と部下に甲斐を追い出され駿河(静岡)の今川家の世話になる、67歳で世話になってる今川家をのっとろうとしているのがバレて追放、最終的に武田勝頼(孫)のいる高遠(長野)で世話になり81歳で死去。
良く言えばTPPの立役者、悪く言うとURの口利き疑惑で辞任した甘利元大臣のご先祖だそうな。
○飯富虎昌:(おぶとらまさ・1505-1565)武将・武田家家臣:信濃(長野県)・内山城城主(長野県)
○原昌俊:(はらまさとし・????-1549)武将・武田家家臣:甲斐(山梨)
軽くググッてみたけど特筆するような記載なし。ドラマでわざわざ名前のテロップ出すほどキャラ立ってるのか今後わかる、のか?
→主人公側ではなくパパ側の武将?顔が覚えられないから兜かぶってるか名前テロップでてないと今後どうなるか見落としそう・・・
「鬼美濃」異名を持つ(厨二が好みそうな武勇伝も有り)21歳のときに千葉から落ち延び甲斐・武田氏に仕える、飯田河原の戦いで福島正成を討ち取る大手柄(諸説あり)45歳で武田クーデター事件、以後信玄に仕える、55歳で平瀬城(長野県)城代、57歳で宗教絡みで追放され北条家(神奈川)へ、その後信玄の要請で復帰、64歳で海津城城代(我が長野県)、68歳で病死
武田24将・武田四天王。武田信虎、信玄、勝頼の3代に仕えた。長篠の戦いで撤退を進言するも聞き入れられず、敗戦した味方を守ったあげく戦死。漢だぜ。他にもイカス逸話有り。でもドラマ第1話の時点ではちょっと頼りない演出。他の役者さんたちより若いし。
上述の原虎胤が死に、その後継としての自覚が人間的成長をうながす、みたいなこの人メインの回があるのかな。脇役にそんな時間かけないか。(今回・第1話の海乃口城攻めで敵の大将をとったという話が頭にあると違和感がすごい。)
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