真田丸 第6回 感想


第6回「迷走」

歴史パート:
 明智光秀豊臣秀吉に討たれる(描写なし)・その前後の真田(信濃衆)・滝川一益森長可徳川家康(ラスボス)・そして中ボス北条氏政の動き

ドラマパート:
 滋賀で人質になっていた姉を長野に連れ帰ろうとするも失敗、姉とはぐれて長野に戻る主人公

かんそう:

真田(兄)
 先週あたりから「おまえの意見を言え」と言われ始めた真田(兄)。今後の関ヶ原フラグで「おまえが正しい。やはりおまえが真田の当主だ、真田を頼んだぞ!(でもパパと次男は出て行くよよよん)」みたいな展開にするための布石か?

「わしは疫病神か!?」
 嘆く真田パパ。(←自分が選んだ大名が、ことごとく国盗りレースから脱落していくので。)
 そんなパパに対して、実直な性格ゆえに常套文句でしか言葉をかけられない真田(兄)と、情緒あふれる言葉で(そうとは知らずに)パパを勇気付けた主人子・真田(弟)。
 そして、そんな真田(弟)に、真田パパが「よき息子じゃ。」と言う。

「よき息子じゃ」
 俺も父からあんなふうに言われる息子になりたかったな。まあ家庭環境が特殊じゃないかぎりはほとんどの子供がそう思うんだろうけど。

そしてどう考えても主人公パパが主役な現状。
  「真田三代」みたいに銘打てばいいのだろうけど、そうすると焦点がぼやけてくるし、むずかしいね。
「「真田丸」は、真田家を船に例えてのタイトルなので、前半は、その真田丸の舵をとる真田パパが主人公です。」とあらかじめ宣言しちゃったほうがよかったと思う。そうすれば幸村を出演させるために不自然なドラマパートを作らなくてすむ。(っていうか真田パパもっとだせ)

「この真田なんとかあわのかみがいるかぎり、何があってもご安心めされい!」
 みたいなセリフに最初は騙されてたけど、今ではあのセリフがでると「むむ・・怪しい・・」と思うようになった。言葉って不思議。そして面白い。
 いいわあ。役者さんがいい。あの目つきとか。「嫌われるための顔づくり(それも大ボスではなく中ボス・小悪党の顔を)」、研究してるんだろうなあ。

清洲ファイブ
 (柴田・丹羽・池田・滝川・豊臣)。まだ柴田勝家丹羽長秀池田恒興はでてきてないよね?森長可出浦昌相なんてマイナーは出てきたのに。なんか「超田舎・信濃が舞台、真田が主役」って感じで長野県民としては嬉しい(o^ω^o)


おべんきょう

じんぶつ

豊臣秀吉:(1536-1598)武将・大名・天下人 長浜城(滋賀・37) 大阪城(大阪・47) 伏見城(京都・56)
 言わずと知れた三英傑・太閤様。いつかまた大河で主役としての登場をお待ち申しております。享年62。※ドラマ時点で46歳

森長可:(もり・ながよし1558-1584)武将・大名 美濃金山(岐阜13歳)・信濃(長野24歳※数ヶ月なのでゆかりの地ってわけではない)
 通称「鬼武蔵」/森蘭丸のお兄さん!/めちゃくちゃ乱暴な奴だったらしい/織田→豊臣に仕えた。豊臣の世になる前に(小牧・長久手の戦いで)戦死(享年27)※ドラマ時点で24歳、このときの居城が後に真田(兄)が入ることになる松代城海津城)!うちから車で15分(ドヤ)


おまけ

沼田城址・公園(群馬)
 vs徳川、vs北条と、とにかく真田がここを巡って戦う印象が強い。時間ができたら最優先で行ってみたい。うちから車で2時間半(ドヤ)


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