真田丸 第4回 感想
第4回 「挑戦」
かんそう
(真田家は上杉家に必要とされている)という嘘の手紙を書いた真田パパ。
それを訝しく感じた徳川家康がブラフをかける。
ヤス「なんかさあ、この手紙ウソっぽいよね?ワシ、上杉とパイプあるから、ちょっと確認しちゃおっかな?」
ヤス「大丈夫だよね?嘘じゃないよね?確認した後で嘘だったらマジやばいよ?」
真田パパ「とんでもない!なにがとんでもないって、今、この場所で嘘をつくことがとんでもないことだよ。そう思うよね、家康殿?」
この、お互い嘘ついてて、お互い牽制しあってる空気。シビれますな。
主人公のパパがとにかくいい。ここまでほぼ主役。このままでは第二次上田城の戦いまで、最悪、和歌山に流されるまで主人公に見せ場ないんじゃないか?次男坊でなんの発言力もない主人公がどんなにチョロチョロ動いてペラペラ喋っても大勢には全く関係ないから、主人公はどうしたって「わかったようなことを言ってるだけの軽い人間」に見えてしまう。まあ実際も、大阪の陣まではそう見られてたのかもだけど。
徳川家康の役者さん。気弱なタヌキなんだか気弱なフリをしたタヌキなんだかわからないけど、なんか今までの腹黒いだけの家康と違ってていいね。脚本・演出+役者がいいんだろう。
織田信長の役者さんがじじいでびっくり。信長といえばたいていイケメン俳優なのに。出番ちょっとだけど。
あらすじ
歴史パート:1582(4話めにしてまだ1582!そんなペースで大丈夫か?大阪人質編・和歌山蟄居編はネタが少ないから平気なのか・・)
真田氏(ドラマではパパと主人公)が、織田信長に謁見(諏訪/長野県)、臣従を許されるも領地(沼田城・岩櫃城を擁する上野国←こうずけのくにと読むんだって!/群馬県)を接収され・人質(主人公の姉)を要求される。
人質となった主人公の姉が近江(滋賀県)へ
ドラマパート:主人公姉の夫をかくまってドタバタ(姉の夫は裏切りものの部下なので)
おべんきょう
人物
説明不要の第六天魔王。坂本龍馬と並ぶ「守護霊になってほしい歴史上の人物 NO.1 」上司にしたくない人物ぶっちぎりトップ、明智光秀ではなく鳩山幸雄を半殺しにしてほしい人物NO.1(※俺脳内アンケート調べ)。48で死去。いつか一週間休みをとって、愛知→岐阜→滋賀と順に馬で巡りたいもんじゃふぇふぇふぇ。
説明不要の謀反王。マゾ説あり。(ないか。)当時謀反は日常的に行われていたので明智は今ほど悪く言われていなかったらしい。「明智=悪人」というのは謀反を警戒した徳川幕府が「謀反=悪」という価値観を臣下、世の中に植え付けるめに行った洗脳教育の結果、と誰かが言ってた。54で死去
はじめの上司が大元締めの武田家を裏切ったせいで自分も世の中から裏切り者扱い→真田家を頼る→真田(兄)のほうに仕えたので勝ち組ルート。77で死去(大往生)
しょうもないギャグパート担当の小物、あるいは創作上の名前のみ実在の人物かと思いきや、蟄居生活をおくっている負け組み・真田幸村に色々工面してあげた人物だそう。そして真田幸村が最後に手紙を出したのがこの人なんだと。ウルッとくるね。そのくだりがドラマのエピローグになるかも。
おまけコーナー
法華寺(ほっけじ):長野県
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