大河ドラマ・武田信玄・第20回・感想


第20回「二百日の対陣」

劇中、謙信の「世に秩序をもたらすため自分の楽しみは捨てた。女も近づけず、家族ももたない覚悟だ」とのセリフあり。謙信公に女っ気がないのはこのドラマではそういう設定だからだそうです。

山本勘助が妻に「明るいうちは家の戸を開けておくように」と言うシーンがあるのですが。これは「勘助が死んだ後も戸を開けて帰りを待つ妻」的な演出のための前フリか?(´;ω;`)


あらすじ

歴史パート:1554・上杉配下の北条高広が武田の調略をうけ謀反→1555・鎮圧される。上杉謙信、北条を許す/1555・第二次川中島の戦い

ドラマパート:山本勘助にサプライズ、主人公が静岡から勘助の家族を迎え入れ一戸建てをプレゼント。これで勘助は完全に武田の家臣となる/上杉方の北条高広に謀反をおこさせ、助けない主人公(上杉と上杉の家臣が上杉の領地で戦うのを傍観)、そのやりくちに不満をもらす弟に一喝「兵は詭道なり」/主人公の正室の部下、やえと飯富虎昌(おぶとらまさ・主人公息子直属の部下)が密会していた現場を見られる、飯富虎昌の弟がそれを指摘、たしなめる/上杉謙信、雪解けを待って川中島へ進軍/武田信玄川中島へ。しかし数ヶ月にわたり両軍にらみ合いが続き農民兵の士気が下がる/今川義元の仲介で和議

今週の真田様
セリフも出番もほとんどナシでした(´;ω;`)

おべんきょう
○北条高広(1517?-1587?):武将・領主:越後国刈羽郡北条・北条城(新潟県)、上野国・前橋城、大胡城(グンマ県)※「ほうじょう」ではなく「きたじょう」と読む
 上杉謙信の父・上杉為景に仕えていた北条広春の子として生まれる/14歳・家督を継ぐ、長尾為景→晴景→景虎に仕える/38歳・謀反(今回)するも鎮圧され許される/47歳・関東方面の政治・軍事を任される/51歳・北条氏康に寝返る/53歳・そもそもの北条が上杉と同盟を結んだため再び上杉配下に/58歳・家督を息子に譲り隠居/62歳・武田勝頼に攻められ降伏、勝頼に下ったのち、勝頼のはからいで上杉に戻るが領地はナシ/66歳・武田を滅ぼし侵攻してきた織田信長配下の滝川一益に仕えるも直後に信長が討たれて主人を北条氏直に変えるも最終的に上杉に戻る/70歳・死没
 有能だけど(有能ゆえに)軽かった?「真田丸」の真田昌幸を彷彿とさせますな。時期も似てるし。

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