大河ドラマ・武田信玄・第2回・感想


第2回「決意の時」

あらすじ

歴史パート:1541・武田軍、信濃国小県郡へ出兵(海野平の戦い)

ドラマパート:前回・主人公を取り囲んだのは現政権に不満をもち、主人公に決起の謀反を訴える集団だった/主人公パパ、度重なる戦で?酒浸りになり荒れる、主人公にも辛くあたる/主人公、わざと?パパを煽って「おまえは廃嫡(はいちゃく・跡取り取り消し)じゃ!好きに生きよ」との言質とる?/酔った主人公パパが妾を木に縛り付ける、それを解く解かないで主人公とパパが悶着/主人公、パパの追放を決意、段取り開始/一方パパは、これから向かう信濃での戦の帰路で今川義元の兵に主人公を引き渡す段取りをつける/パパを追放しようとする主人公の真意を知らず、パパとの仲直りを懇願するママ


かんそう

ドラマパートだからあれだけど、パパが主人公を追放するぶんには「おまえを養子に出す、×月×日に駿河へ行くように」、で済む話じゃんね

縛りつけた妾の前で説明セリフをつらつら言うパパが渋い

つらつらその1:ママを説明セリフでなじるパパ

「ママはワシのところへ降伏の証として贈られてきた負け一族の娘、お前はその息子じゃ!」

なじってるのに、すっごい説明がわかりやすかったww


つらつらその2:漠然とした恐怖?焦燥感?からくるセリフ

「戦いにくれ年老いたワシの白髪頭・・・この白髪一本が、敵の首ひとつじゃ。数えられるか?無理じゃ!!」

芝居じみてたけど、考えさせられるし引き込まれた。憎まれをたたきながら不適に笑う役者さんの演技もイイ。

この「妾の縄を解く解かない」のくだりだけで10分!本来いらないと思うドラマパートにもかかわらず迫力あって面白かった。


そして・・これからパパを追放しようと出かける主人公に、何も知らないママが「パパをしっかり支えて欲しい」と諭すシーン。ハラハラさせられるいーい演出じゃ。


おべんきょう

じんぶつ

武田信繁:(1525-1561):武将・甲斐(山梨)

武田信玄の弟、武田二十四将副将。非常に有能だったらしい。第4次川中島の戦いで討死(享年36)。ちなみにそのお墓があるお寺(典厩寺・てんきゅうじ)はワイの家から5分(ドヤ)

山本勘助:(1500?-1561):武将、軍師:信濃(長野)高遠城・小諸・松代城(ともに長野)の築城

武田二十四将の一人。隻眼・手(指)・足も不自由だったらしい。44歳で武田家に使え、第4次川中島の戦いで討死(享年61?)。

ただし、信憑性の低い記録ばかりで実際のところはどうだったかかなり微妙、らしい。 

倉科三郎左衛門:(ドラマ用キャラ?)
 


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