鎧武#39

あらすじ

ミチザネを倒すために、戦極博士を擁す青果聖闘士(ブロンズフルーツセイント)たちが沢芽市の聖域(ユグドラシルタワー)に乗り込む。が、聖域に到着早々、トレミーが放った黄金の矢によって戦極博士が倒れる。その矢を抜くことが可能なのはミチザネだけだと聞き、青果聖闘士たちは十二宮の頂上にあるミチザネの間を目指す。
しかし、88の果物の中でも頂点を極めた最強の金果物聖闘士(ゴールドフルーツセイント)たちがその行く手を阻む!

「ここは俺たちに任せておまえは先に行くドン!」

「わかったニャー!‥だが‥死ぬなよ‥」

「ふっ‥貴様を倒すまで俺は死なん。さあ、早く行け!」

「くっ!」

つづく


かんそう

ヒロインと敵の王の会話

王「あの少年は仲間を裏切った」

ヒロイン

『裏切られたからって信じちゃいけない理由にはならない』

『あなたは一度でも裏切られたら、信じることをやめるの?』

王「当然だ」

『だからこのお城はからっぽなのね‥』



なにかのコラムで読んだのですが。

「のびたクン勝ち組論」というのがありまして。

いくつかののび太くんのすごいところがあるのですが、そのうちの一つ

ジャイアンスネ夫と縁を切らず、難しい人との付き合い方を体で学んでいる』

という項目。

曰く

のび太くんはいつもジャイアンスネ夫からいじめられています。バットの実験台にされたり、自慢話を聞かされたり、仲間はずれにされたり。でも、のび太くんは決して二人と縁を切りません。

不思議ですよね。「ブロックすればいいのに」「着信拒否すればいいのに」「リム一択」なんて思いますよね。

ここに、のび太くんの凄さがあります。(以下略)



傷つくことを恐れ、一度でも裏切られたら縁を切り、裏切られそうになったら縁を切り、裏切られそうになる前に縁を切り、裏切らなそうな人と念のため縁を切っておく。

そうやって自分が、自分だけが傷つかないように生きてきた俺には、のび太くんや鎧武の主人公、ヒロインは凄く強い人だと思える。

最もミッチは「一方でコウタさんとイチャイチャらぶらぶ、一方で「みんな友達だよ!私はミッチを信じるよ」みたいな扱いは勘弁してくれ・・」

っていう心境だろうが。